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【例文20個】保育士の目標設定の意義は?立て方の3つのポイントを伝授!

【例文20個】保育士の目標設定の意義は?立て方の3つのポイントを伝授!

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あなたの園では、年度初めや中期・後期などの区切りの時期に、保育の目標を設定することになっていませんか?

でも、「自分の目標を立ててね」と園長から言われても、

  • 「どんな目標にしたらいいかわからない」
  • 「ただでさえ忙しいのに、めんどくさい!」
  • 「そんなことして意味あるのかな?」

なんて思いますよね。

というわけで今回は、

  • 「保育士としての目標を立てる意味」
  • 「目標の立て方の3つのポイント」

について詳しく解説し、「私の保育士の経験をもとに作った目標例文20個」も紹介しますね。

  • 記事の信頼性
  • 私自身、30年以上の保育士経験があります
  • これまで何度も目標を立ててきて、園長先生のチェックをクリアしてます
  • 経験年数や立場に合わせた、目標の立て方のポイントは熟知しています

この記事を読むことで、保育士の目標設定のイメージが持て、ラクに目標を立てられるようになると思いますよ。

あなた自身が保育士として成長していける目標設定をしてくださいね。

目次

  • 1  保育士が目標を設定する意義は3つある
    • 1.1 目標を意識して保育するので、自分を振り返る習慣がつく
    • 1.2 保育士としてスキルアップでき、成長できる
    • 1.3 あなたの保育に対する意欲を、上司に知ってもらえる
  • 2 目標設定するときの3つのポイント
    • 2.1 今の自分の仕事ぶりを客観的に振り返ってから目標を考える
    • 2.2 目標は具体的で少し頑張れば達成可能なものにする
      • 2.2.1 数字で表せることは数字を取り入れる
    • 2.3 昨年度と比較して少しステップアップした内容にする
  • 3 勤続年数ごとの具体的な目標例文20個
    • 3.1 新卒で保育士1年目の目標
    • 3.2 保育士2年目の目標
    • 3.3 保育士3年目の目標
    • 3.4 保育士5年目以上の目標
    • 3.5 主任保育士の目標
  • 4 まとめ

 保育士が目標を設定する意義は3つある

園長から、「業務目標を立ててね」と言われたら、「え~、めんどくさいー」と思うのが普通。

その気持ちもよーくわかります。

でも、保育士の目標を設定することは、あなた自身にとっても大きな意義があるんですよ。

それは、

  • 目標を意識して保育するので、自分を振り返る習慣がつく
  • 保育士としてスキルアップでき、成長できる
  • あなたの保育に対する意欲を、上司に知ってもらえる

といった点です。

では、それぞれについて詳しく解説しますね。

目標を意識して保育するので、自分を振り返る習慣がつく

ます、一つ目は、「目標を意識して保育し、自分を振り返る習慣がつく」ということです。

もし、目標がなければ、行き当たりばったりな保育をしたり、ただの勢いや感情で子どもたちに接してしまったりするかも。

何も意識していなければ、振り返ることも反省することもないですよね。

でも、もし目標を立てていたら日々それを意識するようになり、自分の行動を振り返りやすくなります。

たとえば、「今の自分の保育は、目標に沿っていたかな?」と考えられます。

そして、良ければ、「このまま続けていこう」と思えるし、良くなければ、「次はこうしたらどうか」なんて考えられますね。

このように、目標があればそれを意識して保育することになります。

さらに、自分の業務を客観的に振り返る習慣をつけることもできます。

そういった意識を持つことは、どんな仕事をしていく上でとても大切なことのはずですね。

保育士としてスキルアップでき、成長できる

二つ目は、「保育士としてスキルアップができ、成長できる」ということです。

目標を意識しながら保育することで、今までできていなかったことができるようになり、自分のスキルを上げられます。

たとえば、

  • 「子ども一人ひとりをしっかり観察し、子どもの話をしっかりと聞いて気持ちを受け止める」

といった目標を立てたとします。

すると、保育中は子どもたちの様子にアンテナを張ろうと努力しますよね。

もちろん、すぐにはうまくできなくても日々意識しながら保育することで、あなたのスキルは確実に磨かれます。

今まで見えていなかった子どもの一面が見えるようになり、子どもの気持ちを受け止めて話を聞く力が段々と身についてきますよ。

もし、今の目標が達成できれば、また新たに次の目標を決めて業務に当たることになりますね。

この繰り返しが保育士としてのスキルを高めていくことになるんです。

あなたの保育に対する意欲を、上司に知ってもらえる

 

三つ目は、「あなたの保育に対する意欲を、上司に知ってもらえる」ということです。

つまり、保育士として頑張ろうという気持ちを伝えられるんですよね。

たとえば、何も目標がない保育士より、自分なりの目標を持っている前向きな保育士の方が、上司の目には好ましく映るはず。

あなたという人材への期待値もグンと高くなりますよ。

同じ働くなら、上司からの期待を熱く受けた方が気分もいいし、やりがいも上がるというものです。

それに、上司とあなたで目標を共有していれば、それをふまえたアドバイスをしてくれたり、相談に乗ってもらったりもできますね。

上司の側からしても、保育士一人ひとりの目標を把握することは、人事管理の一環になっているため、とても大事なコト。

その目標をもとに一人ひとりの保育士が自覚を持って働き成長してくれれば、園の保育の質全体も上がっていきます。

ということで、あなたが保育士の目標を立てる意義は、大いにあるというわけです。

目標設定するときの3つのポイント

では、あなたがこれから自分の目標を立てようとするとき、どんなことにポイントを置いて考えればよいのでしょうか。

それは、

  • 今の自分の仕事ぶりを振り返ってから目標を考える
  • 目標は具体的で少し頑張れば達成可能なものにする
  • 昨年度と比べて少しステップアップした内容にする

の3つです。

では、わかりやすく解説していきますね。

今の自分の仕事ぶりを客観的に振り返ってから目標を考える

 

まずは、今のあなたの仕事ぶりを客観的に振り返ってみます。

そして、そこから目標とすることを見つけ出しましょう。

たとえば、普段の業務から、

  • 「難しいな」と感じていること
  • 「こうできたらいいな」と思っていること
  • 「よりレベルを上げていきたい」ということ

などについて振り返って考えてみましょう。

振り返るときは、どうしても自分に甘くなってしまいがちですが、できるだけ客観的に見つめ直します。

もちろん、頑張っている自分自身を認めてあげることは大切ですよ。

でも、「だいじょーぶ、ぜーんぜん問題ないよ!」で済ましてしまうのも、成長がありませんよね。

なので、「できてるとは思うけど、もっとよくなるにはどうしたらいいかな」といった目を持って、自分のことを振り返ってみてくださいね。

目標は具体的で少し頑張れば達成可能なものにする

先ほどの振り返りから、保育士として、「こんなふうになりたい」と思うものが見えてきますよね。

それがあなたの目標とするべきことです。

そして、その目標は、具体的で少し頑張れば達成できそうなものにすることが大切です。

つまり、スモールステップで目標を達成して、次につなげていくやり方ですね。

もし、あまりにも大きな目標にしてしまうと、何をすべきかがあいまいになりがちに。

そうすると、目標達成できたかどうかもわからなくなり、やりがいや満足感も得られないんです。

たとえば、「子どもたちから信頼される保育士になる」という目標を立てたとします。

悪くはありませんが、ちょっと目標としては遠くて大きすぎるイメージですね。

これだと、具体的に何をどう意識して保育すればいいのか見えづらいですね。

結局、日々の業務をただ何となくこなしていくだけになってしまいます。

それに、「子どもたちに信頼されたかどうか」を測ることってよく考えると難しいです。

そうなると、目標達成できたかどうかの判断もしにくいですよね。

一方、「一日一回は子どものよい行動をほめる」といった目標にしたらどうでしょう。

これなら、何をすればよいのかはっきりわかり、毎日意識しながら保育できますよね。

また、今日の保育を振り返った時に、「できたか、できなかったか」も判断しやすいです。

あわただしい園生活の中で、一人ひとりの子どもに注目しほめるのは難しいかもしれませんが、ちょっとずつでも心がければできそうですよね。

このように、目標は具体的でやるべきことがはっきりしている内容がいいですね。

そして、少し努力すればできそうなことにした方が、取り組みやすく成果も上がりやすいです。

スモールステップで目標をクリアしていくことが、仕事へのモチベーションアップにつながりますよ。

数字で表せることは数字を取り入れる

目標を立てるとき、数字で表せることは数字を取り入れてみましょう。

そうすると、「何をどれくらい」「いつまでに」といったことがはっきりとし、より具体的になりますよ。

たとえば、

  • 「毎月新しい手遊びを一つ覚えて保育中に使うようにする」

という目標だとすると、「毎月」「手遊びを一つ」といった基準がわかりやすいですよね。

他にも、

  • 「毎月のクラスだよりに、子どものつぶやきや楽しい会話を一つは載せる」

などもそうですね。

このように、数字を取り入れた目標は誰から見てもわかりやすいです。

ただ、できていない場合にそれが誰の目にもはっきりわかってしまうのが少々キツイところ。

なので、目標を立てる方からしてみれば少しプレッシャーかも。

でも、やるべきことがはっきりしているので、自然と、「やらなくちゃ!」と自分を奮い立たせることができます。

もちろん、あまりにも限定的で無理な数字を入れてハードルを上げすぎないように!

あくまでも、努力が継続できそうな数字にし、達成できたときに自分の自信につながるような目標にしましょう。

昨年度と比較して少しステップアップした内容にする

次年度に立てる目標は、昨年度の目標と比べて少しステップアップした内容にしましょう。

昨年度並みの目標や、簡単すぎる目標では、保育士として成長できません。

園長先生から見ても、「仕事への熱意や意欲が感じられない」なんて思われて、「書き直して!」ってことになってしまうかも。

たとえば、

  • 「保護者や子どもに対して、いつも元気に明るく挨拶や声かけをする」

という目標の場合、1年目の新人保育士が立てたのであれば、それほど違和感はないですよね。

それに、それほど難しい目標ではないので、きちんと心がけさえすれば達成できそうです。

ですが、2年目の保育士がこの目標を立てるとなると、ちょっとどうでしょうか。

2年目になるのに、保護者や子どもに対していつも元気に明るく挨拶や声かけができていないのは困りますよね。

もう少しレベルアップした別の目標が欲しいところです。

2年目であれば、たとえば、

  • 「保護者のお迎え時には、挨拶だけでなくお子さんの様子について一言添える」

といった目標はどうでしょう。

そうすれば、あなた自身の観察眼も磨かれますし、保護者もわが子の様子がわかってうれしいはずです。

細やかに子どもを見てくれていることが伝わるので、保護者からの信頼度もアップしますよ。

このように、昨年度の目標はできるだけ達成して、次年度は一段ステップを上がるイメージで立てていくのが望ましいですね。

勤続年数ごとの具体的な目標例文20個

では、ここからは勤続年数に応じた具体的な目標の例を挙げていきます。

もちろん、勤続年数にとらわれずに、あなたの個性や経験にフィットする目標を自由にピックアップしてもらってもOKです。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

新卒で保育士1年目の目標

新卒で保育士1年目の方の目標は、「保育の中身に関することよりも、新社会人として頑張りたいこと」について立てることがポイントです。

だって、新卒でまだ保育士として働いたことがないのに、「目標を立てて」と言われても、何をどうしたらいいかわからないですよね。

なので、保育の仕事に関することというよりは、「新社会人としてどんなことに気をつけて働きたいか」について目標を立てるといいです。

または、「自分の得意分野をこう活かしたい」といった内容もいいと思います。

ただ、どちらにしても保育現場の様子がよくわからないで立てる目標なので、抽象的になってしまうのは仕方ないかもしれません。

以下に5つの目標を考えてみましたが、これなら新卒の保育士1年目の方でも、目標に向かってやるべきことがイメージできて、無理なく達成できると思いますよ。

【例文1】
『私は、先輩から頼まれた仕事をきちんとこなすことはもちろんですが、自分からも必要な仕事を見つけて積極的に行動できるようにしたいです。仕事に取り組むごとにそれぞれをきちんと頭に入れて、次からは自分から行えるようにしたいです。そして、予測を立ててやるべきことを自ら考えて取り組めるようになりたいと思います』
【例文2】
『私は、園に関わるすべての方々と笑顔を絶やさず、そして丁寧に接することで、円滑な人間関係を築いていきたいと思います。保育園では、子どもたちはもちろん、保護者や園長先生、先輩方など、人と関わる場面がたくさんあります。持ち前の明るさと真摯な心持ちで、良好な人間関係を築き仕事に活かしていきたいと思います』
【例文3】
『私は、先輩方の保育を見たり一緒に仕事をする中で積極的に保育のやり方を学び、できるだけ早く自分のものにできるようにしたいと思っています。子どもへの接し方や集団の動かし方など、うまくできないことも多いかと思いますが、焦らずに出来ることを増やし、早く園の戦力になれるよう努力したいと思います』
【例文4】
『私はピアノと歌が得意なので、保育の中に取り入れて子どもたちと楽しみたいと思います。たとえば、いす取りゲームのときにピアノを弾いたり、季節の歌をみんなで歌ったりしていきたいです。日常に歌や音楽がいつもそばにあるような環境を作り、子どもたちに楽しんでもらえるようにしたいと思います』
【例文5】『私は、体を動かすことが好きなので、子どもたちと一緒に体を動かして遊び楽しさを共有することで、信頼関係を作っていきたいと思います。子どもたちの目線に立って、子どもが好きな遊びを一緒に思い切り楽しむことで、気持ちが通じ合うこともあるのではないかと思います。そんな自分の得意分野を活かして子どもたちとの絆を作っていきたいと思います』

保育士2年目の目標

保育士2年目の方の目標は、前年度の経験から、「保育をする上で自分が心掛けたいこと」を具体的に書いてみるのがコツですね。

昨年度で一通りの園生活や行事などを体験しているので、園の仕事の全体像が何となくわかってきていると思います。

また、クラスの保育についても、1年間通して子どもたちと接してきて、たくさん学び、気づいたことはありませんか?

たとえば、子どもや保護者と接する時、「こんなふうにするのがいいんだな」「こんなふうにやってはいけないな」など、何かしら感じていると思います。

そんな自分の体験した保育の場面を振り返りながら、目標を立ててみましょう。

具体的には、以下のような5つの目標文を考えてみました。

【例文6】
『私は、子どもとの日々の関わりの中から、その子の良いところや新しい発見について注目し記録してみたいと思います。昨年度は、仕事に慣れることに夢中で、一人ひとりの子どもを丁寧に見て理解することが足りていなかったように思います。今年度は、クラスの子どもたち一人ひとりに注目し記録を取ることで、保育の振り返りに活かしたり、保護者の方とのお話に活かせるようにしたいと思います』
【例文7】
『私は、クラスの子どもたちとは、できるだけ目線の高さを合わせて会話するようにしたいと思います。これまでは、とにかく集団をしっかりと動かさなくてはといった焦った気持ちがあったからか、突っ立ったままで、上から子どもたちを見下ろして話したり指示を出したりしがちでした。そのためか、子どもたちとしっかり意思疎通できている感覚が、自分自身薄かったように感じます。なので、今年度は、自分の姿勢を低くして子どもたちと目線の高さを合わせた上で話しかけるように心がけ、キチンとお互いの気持ちが通い合うコミュニケーションを心がけたいと思います』
【例文8】
『私の目標は、保護者の方がお迎えに来た時には、できるだけその子の1日の様子を一言でもいいので伝えるようにすることです。これまで私は、いつも保護者の方を目の前にすると緊張してしまって、あまりうまく話せませんでした。でも、保護者からすれば、わが子が1日園でどんなふうに過ごしていたのか、小さなことでもいいから知りたいはずです。なので、保育中には子ども一人ひとりの遊ぶ姿や会話などを心に留めておくように努力し、保護者の方に伝えるようにしたいです。それによって、保護者の方ともっと打ち解け、信頼関係を深めていきたいと思います』
【例文9】
『私は、もっと子どもたちをまとめる力を身につけたいです。そのためにも、子どもたちの気持ちを引き付ける手遊びをたくさん覚えて、子どもたちの前で自信を持って披露できるようにしっかりと練習して臨みたいと思います。また、いつも余裕が持てなくておどおどしてしまい、笑顔が少なく声も小さくなりがちでした。これも、子どもたちの気持ちがそれる原因だったと思います。なので、これからは保育の準備をしっかりし、子どもたちの前では笑顔をはきはき話すことを心がけ、少しでも余裕を持てるようにしたいと思います』
【例文10】
『私は、昨年度よりも自分から次の仕事を考えて動けるようになりたいと思います。昨年度は園のことや子どものこと、保育のこともよくわからず、何かと先輩に教えてもらい頼ることばかりでした。ですが、もう1年間通して勤務してきたので、その経験を活かして今年度はもっと積極的に業務に臨みたいです。もちろん、まだまだ未熟なところもあるので、アドバイスをいただきながら、でも、自分で考えて必要な仕事を必要なタイミングでできるように努力したいです』

保育士3年目の目標

保育士3年目の方の目標は、「保育のスキルアップを意識したもの」や、「園の職員集団の中で果たしたい役割」について書くのがいいですね。

保育士3年目というのは丸2年の勤務経験があるので、園の特色も理解して保育にもかなり慣れてきているころ。

ある程度の保育スキルは身についてきていると思いますが、さらに

  • 子どもを理解する力
  • 集団を動かす力
  • 保護者対応力

なども身につけていきたいですね。

また、園の内情がわかってきて、3年目となる自分が職員の間でどんな役割を果たすべきかが見えてくると思います。

なので、1年目や2年目に比べて、

  • よりスキルアップを目指した目標
  • 園の組織のために自分が果たしたい役割を意識した目標

にしましょう。

以下の4つを考えてみましたので、ご覧くださいね。

【例文11】
『私は、毎日の保育の中で子どもの様子をしっかりと観察し、子どもの思いをくみ取れるようになりたいと思います。たとえば、クラスではさまざまな出来事が起こり、泣いたり怒ったりふざけたりなど、子どもたちもいろいろな思いを表現してきます。それらを表面だけでなく、「なぜこうするんだろう」「どんな気持ちなんだろう」といった内面を考える視点を持てるようになりたいと思います。そして、子どもの言葉の奥にある思いをくみ取り、受け止められるようになりたいと思います』
【例文12】
『私は今年度は幼児組の担任となりました。幼児は乳児に比べて子ども同士の関わりが盛んになり、友だちと一緒の活動を楽しむようになります。なので、そんな子どもたちの特徴に合わせた保育をして、活動の幅を広げていきたいと思います。たとえば、得意なピアノを活かしてリトミックを保育に取り入れ、子どもたちが音楽を通して友達と関わり楽しく活動できる機会をたくさん作りたいと思います。他にも、月に一つは新しいゲーム遊びを子どもたちにおろして、集団で遊びを楽しんでいきたいと思います』
【例文13】
『私は、毎月のクラスだよりを活用して、もっと保護者の方に子どもたちの普段の様子をわかりやすく楽しく伝えたいと思います。保護者の方が知りたいと思っていることは、やはり、「わが子が保育園でどんな風に過ごしているか」だと思います。なので、子どもたちのつぶやきや、子ども同士が関わり合う姿をよく観察し、その様子を文章の中に取り入れて書こうと思います。クラスだよりで子どもたちの様子を詳しく伝えることで、保護者の方とのコミュニケーションがより深まっていけるようにしたいです』
【例文14】
『私は、3年目の先輩保育士として、後輩に保育のアドバイスをしたり、それ以外の仕事についてもわかりやすく指導していきたいと思います。また、年代が近いこともあるので、仕事や人間関係の悩みなども聞いて一緒に考えられる存在になりたいと思います。私も、1年目の時には園の業務についてもわからないことばかりでとても不安でしたし、先輩に聞きたくてもなかなか聞けず、結局失敗してしまったこともありました。だからこそ、後輩保育士には安心して仕事ができるように配慮していきたいですし、仕事上の悩みも相談してもらえるような存在になりたいと思います』

保育士5年目以上の目標

保育士になって5年目以上になってくると、園の中では立派な中堅保育士、さらにベテラン保育士として頼られていると思います。

なので、保育上の目標は、「クラス運営に関するもの」であれば、より深い心構えや取り組みを掲げるようにしましょう。

また、保育士5年目以上になってくると、園全体を見渡して課題を見つけ、考えることもできるはずです。

なので、「職場の人間関係や園の組織を支えること」にもポイントにおいて目標を立ててみるといいですよ。

具体的には下の4つのような目標を考えてみました。

【例文15】
『私のクラスには発達障害のお子さんが1名在籍しています。今年は、その発達障害のお子さんが園生活を通して少しでも成長していけるように、担任同士で連携し工夫しながら保育することを目標にしたいと思います。具体的には、担任がローテーションを組んで発達障害のお子さんへ積極的に関わり、発達の課題となることや必要な対応について意見を出し合って進めていきたいと思います』
【例文16】
『私は、今年度の運動会で、子どもの思いを引き出しながら、子どもたちが主体の運動会を作り上げるようにしたいと思います。たとえば、運動会のテーマをみんなで話し合って決め、そこから入退場門や万国旗を作ったり、係分担も話し合うようにします。意見がぶつかることもあるかと思いますが、そこから友だちの様々な思いを知ることができ、お互いを尊重し合う経験ができると思います。そうやって、一つの行事を友達と協力して作り上げられるように、担任として図的に導きたいと思います』
【例文17】
『今年度は、幼児組の職員の業務分担を見直して、よりスムーズに業務を運営していきたいと思います。そのためにも、業務内容をもう一度見直して、簡素化できることは簡素化し、必要なものとそうでないものを精査する必要があると思います。他の職員の意見も聞いて話し合いながらより業務を効率化して、保育に時間や手間をかけられるようにしたいと思います』
【例文18】
『私は、今年入った3名の新人保育士の育成に力を入れていきたいと思います。できるだけ早く園に慣れて、戦力になってもらうためには、先輩としての自分の指導力も問われるかと思います。自分が新人だったころ、わからなかったことや不安だったことを思い出しながら、どう伝えたらわかりやすいのかを考えながら必要なことを伝えていきたいと思います』

主任保育士の目標

主任保育士の場合は、保育現場と園長との間に入りながらうまくバランスを取って、よりよく現場が回るように配慮しなければなりません。

たとえば、事務仕事だけではなく、現場の保育士が足りていない時には応援に入ることもあり、柔軟な動きが求められます。

また、園長の考えを現場に伝えたり、保育の状況も把握しながら課題を見つけ、園長と相談することもありますよね。

なので、

  • 「園全体を見渡して課題を見つける」
  • 「必要に応じて現場や園長をバックアップする役割を果たす」

といったことを目標にするのがよいでしょう。

下の2つの目標は、そんな視点から考えてみました。

【例文19】
『私は、主任保育士として、現場がスムーズに回っているかをいつも意識しながら、必要な場面ではクラスの応援に入り、各クラスの様子を把握したいと思います。確かに事務仕事もやるべきことがたくさんありますが、やはり大事なのは安心、安全に保育を運営していくことだと思います。現場の保育士や子どもたちの様子を普段から知っておくことで、トラブルがあった時にも、コミュニケーションが取りやすく対処しやすいです。そういった観点からも、いつも事務所にいるのではなく、保育現場にも入ることでしっかりと職場の状況を把握したいと思います』
【例文20】
『私は、主任保育士として、園長先生の意向を現場の保育士に伝えたり、また、現場の様子や意見を園長に報告したりなど、相互の橋渡し役をうまく務められるようになりたいと思います。現場の保育士が困っていることや悩んでいること、願っていることなどを把握した際には、現場で話し合い園長先生にも報告して相談するなど、適切な判断をしながら主任として問題解決に当たりたいと思います』

まとめ

保育士としての目標を立てるのは、自己評価のため、そして保育の質の向上のために必要なことです。

さらに、自分自身の仕事を振り返り、さらに向上させるためにも大切なものなんです。

今回は、勤続年数や役職など、その時のステージによって課題となることを、目標例文に取り入れてみました。

せっかく保育士として働いているのですから、毎日少しずつでも成長してスキルアップしながら、やりがいを感じたいもの。

そのためにも、「保育士としてどんな心構えで臨むのか」といった目標を立てると、明日からのあなたの保育が一味違ってくるはずですよ。

それぞれの立場や考えによって目標は変わると思いますが、上の目標例文をあなたなりのアレンジで活用していただけたらうれしいです。

  • 「園長や先輩からの嫌味や陰湿な嫌がらせ! 家に帰ると涙が出てくる…これ以上この園で働くなんてマジで無理!」
  • 「サービス残業、持ち帰り仕事は当たり前、プライベートの時間なんてないも同然!何のために働いてるのかわからない…」
  • 「こんな過酷に働いてて、手取り15万とかありえない!これじゃ好きなものも買えないし、私の将来、不安しかない!」

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保育士歴30年。私立園や公立園、児童発達支援などでの勤務経験あり。

 

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