クラスだよりの書き出し文っていつも考え込んでしまいますよね。
この記事では、
と悩んでいる保育士の方に向けて、1月のクラスだよりの書き出し文のコツや0~5歳児別の具体的な例文をお伝えします。
私の勤めていた園では月初めにクラスだよりを出していたので、1月のクラスだよりには12月の子どもたちの様子を載せていました。
この記事でも、そのパターンで文章を考えましたよ。
- 記事の信頼性
- 私自身、30年以上の保育士経験があります
- 0歳児~5歳児までのすべての年齢の担任を経験
- 毎月クラスだよりを書いてきたので、書き出し文のポイントは熟知しています
というわけなので、実際の保育現場から考えた文例となっていてとてもナチュラル。
あなたのクラスだよりにも使いやすいものになっているはずです。
もし、あなたが1月末にクラスだよりを出すのであれば、【保育園2月のクラスだより】0~5歳児別カンタン書き出し文例の方がピッタリなので、ぜひそちらをご覧くださいね。
目次
1月のクラスだよりの書き出し文のコツ
1月のクラスだよりの書き出しは、新年の挨拶から始めるのがよいです。
担任としての新たな決意や心構えを伝えるようにしましょう。
また、新年が明けて、子どもたちが久しぶりに登園してきたときの様子、お正月休みの出来事について担任に話してくれたことなどを書きましょう。
保護者は、子どもたちのリアルな姿や言葉を感じ取れると嬉しいものなんですよ。
そして年が明けると、すぐに3月がやってきてしまいます。
今のクラスで過ごす最後の3か月間、どう活動していくのか、その見通しを書くと文章が引き締まりますよ。
1月のクラスだよりに載せること
では、1月のクラスだよりの本文記事には、どんな内容を載せるとよいのでしょうか。
園によって保育環境や保育内容、行事も違うので一概には言えませんが、よく載っている内容としては以下のようなものがあります。
12月の出来事 | 発表会当日の様子やクリスマス会のこと、普段の生活の様子などを伝えましょう。 |
着替えの補充のお願い | 着替えの補充をお願いしましょう。 |
記名のお願い | 衣服や持ち物の記名がされているか、薄くなっていないかを確認してもらいましょう。 |
爪の確認のお願い | 爪が伸びていないかどうか、チェックをお願いしましょう。 |
手洗いうがい | 感染症予防はまだまだ必要です。ご家庭でも手洗いとうがいをしてもらうように呼びかけましょう。 |
1月のめあて | 1月のめあてを載せます。 |
1月の予定 | 新年こども会、保育参加、保護者懇談会、避難訓練、誕生会など1月の予定を載せましょう。 |
誕生児紹介 | 1月生まれの子どもを紹介します。 |
2月の保育のために準備してほしいもの | お店屋さんごっこのための紙袋、お散歩用の靴のサイズの確認、お別れ遠足について、そして年長さんは午睡がなくなることについてお知らせしましょう。 |
などです。
行事予定やお願いことがある場合には、余裕を持って保護者に知らせ、準備するための時間が取れるように配慮しましょう。
【1月のクラスだより】0~5歳児別の書き出し例文
ここからは、1月のクラスだよりの書き出し例文になります。
0歳児~5歳児までのクラスだよりについて、それぞれ2パターンずつ挙げてみました。
参考にしていただけたら幸いです。
◆0歳児
◆1歳児
◆2歳児
◆3歳児
◆4歳児
◆5歳児
まとめ
1月のクラスだよりの書き出しは、やはり新年の挨拶から始めましょう。
そして、新年が明けての子どもたちの園での様子、また、子どもたちが話しているお正月休み中の出来事について書くとよいですね。
子どもたちのリアルな言葉を拾って載せると、保護者の方もより楽しく読めますよ。
年が明けると、年度終わりの3月ももう目の前です。
その、残り3か月をどのように過ごしたいかを書くと文章が締まりますよ。
本文に載せることとしては、幼児組であれば、「お正月遊び」についてですね。
頑張って練習しているコマ回しのことや、友達と競いながらカルタ取りを楽しんでいる様子などについて触れてみましょう。
あるいは、12月に行った発表会の様子、そこから見られた、子どもたちの成長ぶりなどを書いてみるといいです。
そしてまだまだ、寒さは続き感染症予防続きます。
手洗いやうがいをきちんと続け、ご家庭でも習慣化していただくように呼びかけましょう。
また、子ども自身で衣服の脱ぎ着をするためにも、大きすぎず小さすぎない洋服を用意してもらうようにお願いしましょう。