毎月のクラスだよりの書き出し文って悩みますよね。
この記事では、
「いつも書き出し文が出てこない!手が止まる!」
と悩んでいる保育士の方に向けて、8月のクラスだよりの書き出し文のコツや0~5歳児別で具体的な例文をお伝えします。
私の勤めていた園では月初めにクラスだよりを出していたので、8月のクラスだよりには7月の子どもたちの様子を載せていました。
この記事でも、そのパターンで文章を考えました。
実際に私は、13年間保育園に勤めてきて、0歳児~5歳児までのすべての年齢の担任を経験しているので、かなりの数のクラスだよりを書いてきました。
その時の子どもたちのリアルな様子や園での出来事を取り入れながら、文例を書いてみたので、「あなたのクラスの子どもたちの様子も、きっと同じじゃないかな?」なんて思っています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
もし、あなたが8月末にクラスだよりを出すのであれば、【保育園9月のクラスだより】0~5歳児別カンタン書き出し文例の方がピッタリなので、ぜひそちらをご覧くださいね。
目次
8月のクラスだよりの書き出し文のコツ
8月のクラスだよりの書き出し文は、やはり7月から行っている水遊びやプール遊びのことを題材にすることが多いでしょう。
プールや水遊びは夏ならではの経験ですし、保護者の方にも持ち物を毎日用意してもらっているので、子どもたちが楽しむ姿をぜひ伝えましょう。
水が大好きな子どもは問題ありませんが、中には水が苦手な子もいますよね。
そんな子も、自分のペースで水遊びやプール遊びを楽しんでいる様子が書ければ、保護者の方も安心すると思いますよ。
もちろん、夏だからといって、プールばかりしているわけではないですよね。
たとえば、室内での一人ひとりの遊びの様子や、友だち同士の関わり、夏ならではの保育の取り組みについて、触れてみてもよいですね。
また、夏は何かと健康管理が難しい時期です。
感染症などにかからないよう、衛生面や体調面に注意するように呼びかける文面も入れてみてはいかがでしょうか。
8月のクラスだよりに載せること
では、8月のクラスだよりの本文記事には、どんな内容を載せるとよいのでしょうか。
園によって保育環境や保育内容、行事も違うので一概には言えませんが、よく載っている内容としては以下のようなものがあります。
7月の出来事 | トウモロコシの皮むき、プール遊び、お当番活動の様子、野菜の収穫の様子、その他日常の子どもたちの様子を載せましょう。 |
着替えの補充と記名のお願い | 着替えることが多くなるので、衣服の補充のお願いをしましょう。自分でやろうとする子もいるので脱ぎ着しやすいものがいいですね。合わせて記名もお願いしましょう。 |
プールカードへの記入のお願い | 引き続きプールカードの記入をお願いしましょう。記入がないと元気でもプールには入れませんし、プールに入らなくてもシャワーをする場合があるので、プールカードの記入は必須です。 |
爪切りのお願い | 爪が長いとプールなどで友だちを傷つけたり、自分も痛い思いをすることも。衛生面からも短く切ってある方がよいですね。 |
とびひ、手足口病などへの注意 | 他にも、ヘルパンギーナ、プール熱といった感染症もあります。保護者の方に知っておいてもらうためにも載せておくとよいです。 |
8月のめあて | 8月のめあてを載せます。 |
8月の予定 | 避難訓練、内科検診、誕生会、プールじまいなど。 |
誕生児紹介 | 8月の誕生児を紹介します。 |
9月の保育のために準備してほしいもの | 0歳児では歩けるようになった子のための、園用の靴を持ってきてもらいましょう。また、防災引き取り訓練があれば、早めにご協力のお願いをしておきましょう。 |
行事やお願いことがある場合には、余裕を持って保護者に知らせ、準備するための時間をしっかりと取れるように配慮することが大切です。
【8月のクラスだより】0~5歳児別の書き出し例文
ここからは、8月のクラスだよりの書き出し例文になります。
0歳児~5歳児までのクラスだよりについて、それぞれ2パターンずつ挙げてみました。
参考にしていただけたら幸いです。
◆0歳児
◆1歳児
◆2歳児
◆3歳児
◆4歳児
◆5歳児
まとめ
8月のクラスだよりの書き出しは、7月の水遊びやプール遊びの様子、夏の健康についてなどの話題がタイムリーですね。
もちろん、それ以外の日常の生活や遊びの場面をとりあげるのもOKです。
4月の入園や進級のときから4か月ほどたっているので、子どもたちも色々と成長し変化していることがありますよね。
そんな様子を伝えると、保護者の方にもわが子の成長を実感してもらえるでしょう。
そして、夏は体力を消耗しがちで、体調も崩しやすいく、感染症にもかかりやすいです。
ご家庭でもお子さんの様子に注意してもらい、何か変わったことがあったら担任に伝えるようお願いしましょう。
そして、冷たいものの与え方や、レジャーでの体調管理、冷房の使い方などに気をつけ、健康に夏を楽しむように呼びかけましょう。
なお、9月に防災引き取り訓練を予定している園では、8月のうちにその旨を保護者お知らせし、お仕事の都合をつけてもらうようお願いしましょう。