こんにちは! 現役保育士はなえみです(転職でホワイト園に巡り会えました!→ プロフィールはこちら)。
保育士の方が転職するとき、「パート」や「非常勤」を選択肢の一つとして考えることは多いです。
今、あなたの身近にもパートさんや非常勤さんはいると思いますが、実際のところ、
- 「待遇はどうなっているんだろう」
- 「仕事内容は、保育の補助だけでいいんだよね?」
- 「具体的なメリット、デメリットは?」
なんて疑問に思いませんか? いざ、その立場で働くかどうかを考えるなら、なおさらですね。
この記事では、保育士がパート・非常勤で働く時の「勤務形態」「仕事内容」「待遇」そして、「メリット、デメリット」まで詳しく解説します。
あなたが次の園に転職するときはパートや非常勤で働くのかどうか、具体的にイメージしながら考えられるようになりますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
目次
パート(非常勤)保育士とは
パート(非常勤)保育士とは、園に直接雇用され、正社員保育士の1週間の労働時間よりも短い時間で働く保育士のことで、いわゆる、「非正規」とか「非常勤」で働く保育士です。
それで、「非常勤 = 常勤ではない」という定義で言えば、派遣社員、契約社員、アルバイトも非常勤に含まれると言えなくもないんです。
ただ、保育園業界においては、「パート」と「非常勤」はほぼ同じ意味合いになっているのが実情です。
たとえば、保育士転職サイトなどで求人検索するとき、雇用形態の選択肢としては、「正社員」「契約社員」「パート・非常勤」というくくりになっていることが多いです。
あるいは、「パート・アルバイト」というくくりになっていて、非常勤という言葉を使っていないサイトもありますね。
なので、この記事で言う非常勤というのは、パートと同じこととみなして解説していきますね。
では、話をパート(非常勤)保育士の働き方に戻しましょう。
正社員保育士が、「1日8時間、1週間40時間」働くことを基準にすると、パート(非常勤)保育士は、それよりも短い時間、少ない日数などで働くことになります。
たとえば、「1日4時間、週に5日」「1日8時間、週に3日」など、正社員よりも労働時間が短いです。
実際にどんな勤務時間になるかは、園の求人内容によって変わります。
たとえば、「7:00~9:00の早番の時間帯」とか、「8:30~13:30の午前の保育の時間帯」「14:30~19:30までの延長番の時間帯」など、さまざまです。
ただ、パート(非常勤)保育士の中にはフルタイムで働く方もいます。雇用形態は、あくまでも「パート(非常勤)」なんですが、勤務時間が正社員保育士と同じ、「1日8時間、1週間40時間(=フルタイム)」働きます。
ちなみに、「フルタイム」とは、「1日8時間、1週間40時間の勤務」のこと指しており、「正社員」という意味ではありません。
本来、「パート(非常勤)」は、「勤務時間が正社員よりも短い」はずなんですが、実態としては正社員保育士と同等に長時間働く場合もあるんですね。
パート(非常勤)保育士は園にとって重要な戦力!
待機児童問題解消のため、新しい保育園が作られたり、子どもの定員を増やしたりなどの対策が取られていますが、保育士は不足している状態です。
そんな中、パート(非常勤)保育士の需要はとても高く、園にとっては重要な戦力なんです。
本当は、園としても正社員保育士を雇って保育できれば、子どもや保護者、そして園にとっても望ましいです。
正社員保育士であれば、朝から夕方まで、そして1週間を通して子どもの生活や遊びに安定的に関われます。
ですが、園が正社員保育士を雇うとなるとどうしても費用がかかります。
月給だけでなく、ボーナス、そして社会保険料(健康保険、厚生年金など)も払わなければなりません。
園の経営面からみて、正社員保育士を雇って多くのお金が出ていくことは、あまり好ましくありません。
ですが、パート(非常勤)保育士を雇えば、それほどお金はかかりません。
当然時給は払いますが、短時間のパート保育士であれば社会保険に入らないので保険料がかからず、ボーナスや昇給もないので、コストがかかりません。
また、パート(非常勤)保育士は有期雇用なので、雇用期間を限定できます。
つまり、「1年の中で忙しい時期だけ」とか、「1日の中で特に人手が必要な時間帯だけ」など、柔軟な雇用ができます。なので、人手の足りない部分を補いやすいんです。
さらに、パート(非常勤)保育士には、「担任などの重要な仕事は任せない」「掃除や片付けなどの雑用が中心」という園は多いです。
ですが、それも保育を行う上では大事な業務です。
そんな雑用的な業務を、パート(非常勤)保育士に担ってもらうことで、正社員保育士の負担を減らし、担任業務に専念しやすくすることにもつなげています。
パート(非常勤)保育士の仕事内容
パート(非常勤)保育士は、正社員保育士の欠勤や、シフトで出退勤のために空く穴を埋める役回りが多いです。
たとえば、「0歳児クラスの担任が休みなので代わりに入る」「5歳児クラスの担任が遅番なので担任が来るまでクラスに入る」などです。
ほかにも、担当するクラスが決まっていて固定で入る場合もありますし、毎回遅番(または早番)担当として出勤し、「正社員保育士と一緒に遅番(早番)の子どもたちの面倒を見る」といった場合もあります。
このような形でパート(非常勤)保育士の具体的な仕事内容はさまざまです。
たとえば、
- 「子どもの排泄、食事、着替えなど生活の面倒を見る」
- 「安全に配慮しながら子どもと遊ぶ」
- 「食事やおやつの配膳と片付け」
- 「布団敷きと片付け」
- 「部屋の掃除」
- 「環境整備」
- 「行事や製作物の下準備」
など、子どもたちが園で生活し、活動するうえで必要なことを行います。
これ以外にも、担任である正社員保育士がスムーズに保育を進めていけるように、サブとして必要な動きをします。
さらに、発達に遅れがあり、集団活動になかなか参加できない子どもに付いて、個別に声かけをしながら集団活動へと促したり、生活上の介助をしたりします。
それらの仕事の具体的なやり方や、子どもへの接し方については、担任である正社員保育士の指示を仰ぎ、それに沿って行います。
このように、パート(非常勤)保育士の仕事は、保育の補助や雑用、担任のサポートをすることが中心になります。
なので、正社員保育士が行うような書類作成やさまざまな記録などの書き物はしないことが一般的です。
また、朝の子どもの受け入れや帰りの引き渡し、クレーム対応など保護者がからむ仕事も、タッチしないことがほとんどです。
このような働き方の場合、それらの仕事は勤務時間中に終わることがほとんどなので、基本的に残業はありません。
ただし、園によってはパート(非常勤)保育士にもクラス担任と同等の仕事をさせるところがあります。
たとえば、「日誌を書く」「連絡帳を書く」など、部分的に正社員保育士の仕事を振り分けられる場合があります。
特に、フルタイムのパート(非常勤)保育士になると、まるっきり正社員保育士と同じように担任を持ち、保護者対応もし、クラス運営のすべてを任されることになります。そして、残業や持ち帰り仕事も普通にあります。
パート(非常勤)保育士の待遇
パート(非常勤)保育士の給料は時給となっています。もらいます。地域によって金額は幅がありますが、大都市の園の方が金額は高めです。
たとえば、下の求人は1100円~1,200円となっていますね。↓
また、保育士資格を持っている方が有利で、持っていない方よりも時給を高く設定されていることが多いです。
ただ、基本的にボーナスはありません。
ですが、園の方針によっては少額ですがボーナス(2~3万円程度)が出る場合もあります。
また、昇給もありません。交通費は出してくれる園とそうでない園があります。
また、正社員保育士には出るさまざまな手当(家族手当、住居手当など)は出ないことがほとんどです。
有給休暇は、雇用された日から6か月過ぎ、一定の条件を満たせば取れます。
与えられる有給休暇の日数は、1週間の労働日数が何日かによって変わります。
ただ、有給休暇が取りやすいかどうかは、園によります。
パート(非常勤)保育士は担任を持たないことが多いため、そういった意味では正社員保育士よりは有給休暇が取りやすいでしょう。
社会保険(健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険)も、いくつか条件がありますが、それをクリアしていれば加入はできます。
労災保険だけは雇用する園側が加入するもので、仕事上のケガや病気の際には、労働者であれば誰でも保険金を受け取れます。
パート(非常勤)保育士として働くメリット
ここからは、パート(非常勤)保育士として働くメリットについて解説します。
そのメリットとは下の7つになります。
- 自分の都合に合わせて働ける
- 残業がない
- ダブルワークがしやすい
- 扶養内で働ける
- 責任や負担を重く感じずに働きやすい
- 資格がない、未経験、ブランクがあっても働ける
では、一つずつ見ていきましょう。
自分の都合に合わせて働ける
1つ目のメリットは、短時間勤務です。
つまり、朝または夕方の2時間の勤務からフルタイムまで、幅広い時間帯からあなたの都合に合わせて働けます。
たとえば、「健康状態を見ながら短時間から働きたい」「家庭の都合に合わせて日中だけ働きたい」「ほかに仕事をしているので、空いている日だけ働きたい」など、あなたの事情に合わせて勤務時間を選ぶことができます。
残業がない
2つ目は、「残業がない」ということです。
仕事内容は、掃除や片付け、活動の下準備などのその場でやり切れる雑用が中心だからです。
基本的に、正社員保育士のように月案、週案、日誌、児童票、おたよりなどの書類仕事は行いません。
任されたとしても、連絡帳を書くくらいで、それは勤務時間中に終えられるものです。
もし、子どものケガや事故の当事者になったとしても、パート(非常勤)保育士が居残って保護者に謝罪や説明をすることはありません。
保護者がお迎えに来るまで残こり、謝罪と事情説明をするのは、担任である正社員保育士や園長の役目です。
もちろん、担任や園長に事実関係を前もって伝えておかなければなりません。
ですが、保護者と対面して話すようなことにはならないので、そのために急な残業になることもありません。
ダブルワークがしやすい
3つ目のメリットは、「ダブルワークがしやすい」ということです。
なぜなら、パート(非常勤)保育士は、2時間、3時間、4時間など短い時間から働けます。
なので、何か別の仕事と掛け持ちするのも、しようと思えばできるわけです。
たとえば、「保育園で働きながら、別な仕事も経験してみたい」「別の仕事もして収入を増やしたい」「今、別の仕事についているけれど、保育園の仕事に興味がある」という方には、適していますね。
扶養内で働ける
4つ目のメリットは、収入を扶養の範囲内に収めるように調整して働けます。
パート(非常勤)保育士は、「週に3日」とか、「1日4時間」とか、働きたい分量を選んで働けますからね。
特に主婦の方の場合は、配偶者控除を受けられる範囲内の収入に収めるように働くか、それとも扶養を外れてもよいからたくさん働いて稼ぎたいのかを考えておく必要があります。
責任や負担を重く感じずに働きやすい
5つ目のメリットは、「責任や負担を重く感じずに働きやすい」ということです。
なぜなら、パート(非常勤)保育士の仕事は、基本的に保育補助だからです。
たとえば、パート(非常勤)保育士は決まったクラスに入る場合と、毎日違うクラスに入る場合がありますが、仕事内容としてはどちらも補助的な仕事がメインです。
子どもの生活の介助や環境整備、掃除など、雑用といえるようなものも多いです。
正社員保育士のように、保育計画を立てて保育のリーダーをしたり、文書作成や記録を書いたり、保護者対応をしたりはしません。
また、目の前で子どもの噛みつきがあったとしても、保護者に直接説明し謝罪するのは担任である正社員保育士です。
もちろん、同僚や園長に対しては謝罪することもあるでしょうが、対外的に表に立つことはありません。
つまり、何かあった時に矢面に立って対応するのは正社員保育士であって、パート(非常勤)保育士ではありません。
そういった意味では―と保育士は、責任をとる重圧を感じながら働くことはないので、気を楽に勤務できます。
もちろん、だからといって何も考えずにボーっと勤務していてはいけません。
「子どもの命を預かる仕事をしている」という自覚は当然必要です。
最終的な責任は取らないとしても、いつも子どもの安全を考え、気を引き締めて業務に当たらなければなりません。
資格がない、未経験、ブランクがあっても働ける
6つ目のメリットは、「資格がない」「未経験」「ブランク」であって働けることです。
なぜなら、パート(非常勤)保育士は、子どもを見ることもありますが、保育の下準備や掃除、環境整備などの仕事も多いからです。
そういった仕事内容であれば、経験や資格などはあまり問われませんよね。
確かに、保育士転職サイトのパート(非常勤)の求人には、「無資格でもOK」とか、「未経験、ブランクありの方も歓迎」などといった言葉を目にします。
仕事内容がそれほど複雑ではなく、また責任が重いしごとではないので、そういった方も雇用されやすいんですね。
つまり、パート(非常勤)保育士という働き方は、資格がない方や未経験、ブランクありの方が、保育園というところを知り、少しずつ仕事に慣れていくためにはちょうどいいんですね。
パート(非常勤)保育士として働くデメリット
続いて、パート(非常勤)保育士として働くデメリットについて解説します。
気軽に働けるという大きなメリットがある一方で起こるデメリットは、以下の5つになります。
- 正社員に比べて収入が低い
- 雑用がメインになってしまう
- 毎日違うクラスに入るので、やりがいが感じられない
- 指示を聞いてばかりで意見が言えない
- キャリアアップになりにくい
では、詳しく見ていきましょう。
正社員に比べて収入が低い
まず、一つ目は、「正社員保育士に比べて収入が低い」ということです。
パート(非常勤)保育士の収入は、実際に働いた時間分の時給のみです。有給休暇を使える条件が整えばよいですが、そうでなければ有給休暇を取れません。
そうすると、休んだ場合は欠勤扱いになり、時給はもらえません。
さらに、基本的にボーナスも昇給も手当もありません。
まれに、寸志程度(2~3万円)のボーナスを支給する園もありますが、どの園でも必ずもらえるものではありませんし、額もほんのわずかです。
特に、フルタイムのパート(非常勤)保育士は正社員保育士と同じような勤務日数、勤務時間、仕事内容、で責任を持って働きます。
それなのに、ボーナスも昇給も手当もないとなれば、収入の差はかなり大きなものといえます。
雑用がメインになってしまうことがある
2つ目のデメリットは、仕事内容が、「活動の下準備や片付け、掃除などの雑用が中心」になってしまうことです。
子どもと関わる時間もいくらかはあると思いますが、割合的にはどうしても雑用の方が多くなります。
雑用といっても、それは子どもたちが気持ちよく楽しく園生活を送るためには必要な業務ですし、そのおかげで担任はスムーズに保育を進めていけます。
つまり、間接的には保育に関わっているのですが、やはり直接子どもと遊んだり接したりする機会が少ないとどうしても物足りなく感じてしまうことがあります。
毎日違うクラスに入るので、やりがいが感じられない
3つ目は、「毎日違うクラスに入るのでやりがいが感じられない」ということです。
もちろん、パート(非常勤)保育士の働き方はさまざまで、クラスに固定で入る場合もありますが、フリーとして毎日手の足りないクラスに入る場合も多いです。
そんなふうに、あちこちのクラスに入って働いていても、居場所を感じられずやりがいが感じられません。
たとえば、毎日同じクラスに入るのであれば、担任のサポートや保育の補助、雑用の仕方なども理解しやすく早く慣れます。
また、子どもたちもあなたのことを覚えやすく、親しみを感じてくれるので、安定した関わりを積み重ねることもできます。
ですが、毎日違うクラスに入る立場では、「〇〇ぐみの先生」というような所属がないため、落ち着かない感覚になるかもしれません。
まして、雑用が忠心であれば、子ども一人一人を深く知ることも、関わることもなくやりがいが感じにくいです。
指示に従ってばかりで意見が言えない
4つ目は、「指示に従ってばかりで意見が言えない」ということです。
やはり保育を引っ張っていくのは担任の役目であり、パート(非常勤)保育士はあくまでもそのサポート要員だからです。
もし、「そのやり方には同意しにくい」「考え方が理解できない」と思っても、主となってクラスを運営している担任に意見することは難しいです。
やはり、クラスの全責任を負っているのは担任である正社員保育士で、パート(非常勤)保育士は、その責任を負う立場ではありません。
それでも、意見に耳を傾けてくれるような正社員保育士であれば多少は言いやすいですが、そうでなければ、立場を越えて意見するようなことはとてもできません。
そうすると、いつも心の中に疑問や矛盾を抱えながら働くことになり、精神的につらくなってしまいます。
キャリアアップになりにくい
5つ目のデメリットは、「保育士としてのキャリアアップにはなりにくい」ということです。
なぜなら、雑用などの補助的な仕事の経験をいくら長く積んでも、保育を自分で考え行っていく経験値とは認められにくいからです。
たとえば、ある園が正社員保育士を雇いたくて求人を出している場合は、その人にはクラス担任をしてもらい、即戦力として活躍してもらいたいんですね。
そんなとき、パート(非常勤)保育士の経験しかない保育士が応募しても、園としてはちょっと不安を感じます。
「補助的な仕事しかしてこなかったのに、クラス担任が務まるのかな」と思うわけです。
すると、少しでもクラス担任をし主導してきた経験がある保育士の方が有利になります。
もちろん、「今後正社員保育士になりたいとは思わない」というのであれば、これは特に気にする必要はありません。
ですが、少しでも可能性がある場合は、パート(非常勤)保育士を長く続けていっても、「キャリアアップの面で不利になることがある」と知っておいてくださいね。
話しと違う!? パート(非常勤)保育士で働く時の注意点
ここまで見てくると、「パート(非常勤)保育士は正社員保育士よりも気を楽に働けそう!」と思う方は多いと思います。
しかし、実は注意すべきことがあります。
それは、「採用の面接のときに話していた仕事内容が違ってくる場合がある」ということです。
たとえば、「始めは、“1日4時間、週に3日勤務”という話だったのに、『人手が足りないから、もっと日数や時間を延ばしてほしい』といわれて、働く時間が増えてしまった」というケースがあります。
他にも、「保育の補助や雑用として働き始めたのに、だんだんと責任のある仕事を任されるようになった」ということもあります。
具体的には、「日誌や連絡帳を書く」といったことから、「週案の作成」「児童票の記入」といった書類仕事をさせられたり、「誕生会や避難訓練の担当」「研修への参加」までさせられたりすることがあります。
フルタイムのパート(非常勤)保育士ならともかく、週3~4日出勤の短時間パート保育士なのに、担任業務を依頼される場合もあります。
本当ならば、補助的な仕事をするために雇われたのに、園が人手不足であるためにパート保育士にも正社員保育士並みの責任と仕事量を求めてくる園があるんです。
もちろん、すべての園がそうだというわけではありません。
きちんと始めの契約を守っている園の方が多いです。
ですが、中には契約以上の働き方を要求してくる園もあるんです。
そういった園かどうかは、実際に働いてみないとわからない部分もあります。
最初は良くても、だんだんと働き方が変わってきて疑問を感じることがあるかもしれません。
そんな時には、早めに園長に確認し、気持ちを率直に伝え話し合うことが大切です。
決して、言われるがままに流されて、「納得できないけど我慢して働いている」といったことにならないようにしてくださいね。
パート(非常勤)保育士の求人は保育士転職サイトで探す
保育士がパート(非常勤)で働こうとしたとき、具体的な仕事内容の確認はとても大事です。
ですが、上記のように、だんだんと状況が変わってきてしまうことがあります。
また、正社員保育士との折り合いがうまくいかず、嫌な対応をされストレスをためる方も多いです。
そうなった時には、無理せず別の園に転職することをおすすめします。
それも、保育士転職サイトに登録して求人を紹介してもらうとよいです。
保育士転職サイトは求人を出している園の内部事情も把握しています。
なので、「人間関係の良い園に勤めたい」などと希望を伝えれば、そのような園を紹介してくれます。
また、雇用条件の交渉なども、保育士転職サイトのコンサルタントが代わりに行ってくれます。
自分では言いにくい条件もコンサルタントから伝えてもらえるので、精神的な負担も少ないですよ。
まとめ
パート(非常勤)保育士の仕事は、雑用がメインになりますが、保育補助をする場面もあるので、子どもの笑顔や笑い声を身近に感じながら働けます。
「正社員保育士で働くのは、色々な事情から難しいけれど、やっぱり子どもが好き」という方には、短時間で気を楽にして働けるパート保育士が向いています。
ただ、働き始めてから納得いかないことが出てきて、悩んでいるパート(非常勤)保育士の方も多いです。
もし、「勤務条件や仕事内容が最初の話と違う…」と感じたら、きちんと話し合うことが大切ですし、そのせいで精神的に疲れてしまうようなら、無理せず辞めるのもアリです。
そんな時は、保育士転職サイトを利用して転職活動してみるとよいですよ。
「パート(非常勤)保育士として、子どもたちと共に生活し触れ合う」という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。