こんにちは! 現役保育士はなえみです(転職でホワイト園に巡り会えました!→ プロフィールはこちら)。
クラスだよりの書き出し文って、いつも考え込んでしまいますよね。
この記事では、
「5月のクラスだよりの書き出しが思いつかない!」
と悩んでいる保育士の方に向けて、5月のクラスだよりの書き出し文のコツや0~5歳児別で具体的な例文をお伝えします。
私の勤めていた園では月初めにクラスだよりを出していたので、5月のクラスだよりには4月の子どもたちの様子を載せていました。
なので、この記事でもそのパターンで文章を考えてみました。
実際に私は、13年間保育園で勤務し、0歳児~5歳児までのすべての年齢の担任もしてきたので、かなりの数のクラスだよりを書いてきました。
その経験で身についたノウハウをもとに、誰にでも使いやすい書き出し文例を作ってみたので、ぜひ参考にしてくださいね。
もし、あなたが5月末にクラスだよりを出すのであれば、【保育園6月のクラスだより】0~5歳児別カンタン書き出し文例の方がピッタリなので、ぜひそちらをご覧ください。
目次
5月のクラスだよりの書き出し文のコツ
5月のクラスだよりの書き出しのコツは、4月の入園や進級の時点から子どもたちが段々と生活に慣れてきている様子を書くのがコツです。
特に新入園児は、年齢に関係なく大泣きしていた子もいたでしょう。
進級児も、担任や保育室が変わったことで落ち着かなくなることがありますよね。
でも、1か月たって段々と慣れて泣かずに過ごせるようになったり、遊びが落ち着いてきたり、そんな変化がみられていると思います。
そんな姿を前向きな言葉で伝えれば、保護者の方にも安心してもらえますね。
また、4月には大きな行事はないことがほとんどだと思うので、普段の遊びの様子を具体的に伝えましょう。
たとえば、室内遊びや園庭遊び、お散歩、給食など、生活の中の一場面をピックアップしてみてはいかがでしょう。
人気の遊び、人気のおもちゃ、好きな歌や手遊びなどを紹介しましょう。
そして、5月にはゴールデンウィークがありますよね。
ゴールデンウィークには各ご家庭で、レジャーの計画などがあるかと思いますが、「お子さんの体力を考えて、無理のないスケジュールでレジャーを楽しんでくださいね」と呼びかけてみるのもいいでしょう。
また、翌日からの保育園に向けて疲れを残さないためにも、「早めに家に帰ってゆっくりする時間を取りましょうね」などと伝えましょう。
5月のクラスだよりに載せること
では、5月のクラスだよりの本文記事には、どんな内容を載せるとよいのでしょうか。
園によって保育環境や保育内容、行事も違うので一概には言えませんが、よく載っている内容としては以下のようなものがあります。
4月の出来事 | 特に行事がなければ、日常生活の一場面を紹介しましょう。(園庭遊び、お散歩、室内遊び、給食などの様子など)また、4月に取り組んだこと(こいのぼり作り、当番活動、グループ決めの様子など)を取り上げるのもいいですね。 |
着替えの補充のお願い | 段々と暑い日が増えてくるので、着替えることも多くなります。半袖の用意もお願いしましょう。 |
園外保育で必要なもの | 水筒の持参、動きやすい服装、足に合った履きなれた靴、など必要なことをお願いしましょう。 |
5月のめあて | 5月のクラスのめあてを載せます。 |
5月の予定 | こどもの日の集会、春の遠足、地域交流、懇談会、身体測定、内科検診、誕生会など。 |
誕生児紹介 | 5月の誕生児を紹介します。 |
6月の保育のために準備してほしいもの | シャワーを浴びる場合は、タオルや着替えセットの用意をお願いしましょう。 |
などです。
行事予定やお願いしたいことがある場合には、余裕を持って保護者に知らせ、準備するための時間をしっかりと取るように配慮することが大切です。
このほかにもよく載せるのが、「子どもが発したかわいい一言」「思わず笑ってしまったやりとり」などです。
これは、保育園での子どもの様子がリアルに伝わるエピソードであり、保護者もほほえましく読んでくれますよ。
【5月のクラスだより】0~5歳児別の書き出し例文
ここからは、5月のクラスだよりの書き出し例文になります。
0歳児~5歳児までのクラスだよりについて、それぞれ2パターンずつ挙げてみました。
参考にしていただけたら幸いです。
◆0歳児
◆1歳児
◆2歳児
◆3歳児
◆4歳児
◆5歳児
まとめ
5月のクラスだよりは、4月からの1か月間で子どもたちがどんなふうに園になじんで楽しく過ごしているのか、その様子を伝えるのがポイント。
特に、0.1.2歳児では、新入園児のお子さんが多いので、慣れてきている姿を伝えられれば、保護者の方も安心ですね。
年長さんの場合は、新たに園全体に関わるお当番活動が始まる園も多いと思います。
なので、その取り組みの様子を伝えるのもおススメです。
誇らしげに張り切る姿や、その時の子どもの言葉などをとらえて紹介してみてはいかがでしょう。
新しい生活に慣れて、楽しく過ごしている子どもたちの様子が目に浮かぶようなクラスだよりにしましょう。