こんにちは! 現役保育士はなえみです(転職でホワイト園に巡り会えました!→ プロフィールはこちら)。
転職を考えている保育士の方であれば、一度は、「公立保育園で働くってどうなんだろう?」と考えますよね。
そして、
- 「公立保育園で働くにはどうしたらいいの?」
- 「私でも公立保育園の保育士になれるのかな?」
- 「公立保育園のメリット、デメリットって何があるの?」
なんていう疑問もたくさん出てくると思います。
というわけで今回は、公立保育園への転職に興味がある方に向けて、「どうしたら公立保育士になれるのか」「公立保育園に転職するメリット、デメリット」などについて詳しく解説します。
この記事では、私が公立保育園に勤務していた時のエピソードも合わせてお伝えするので、公立保育園のことがよくわかると思いますよ。
公立保育園をキチンと理解した上で、公立保育士を目指すかどうかを考えてみてくださいね。
目次
公立保育園に勤務していた時の体験談
まずは、私が公立保育園の採用試験を受け、保育士として勤務していた時の体験談をお話ししたいと思います。
主な体験の流れとしては、
- 自治体の広報誌で求人を見つけて応募し採用試験を受けて合格
- 合格翌年度から勤務開始
- 先輩保育士にしごかれて成長する
- 給料やボーナスが良く、産休育休は使うのが当たり前
- 毎日けっこう忙しくてハード。特に5歳児担任はタイヘン。
- 気の合う先輩や後輩と仕事ができて、やりがいを感じる
といった感じですね。
では、最初からもう少し詳しく話していくと、かつて私は、ある自治体の保育士募集要綱を見つけて応募しました。
やっぱり、公立保育園の保育士は公務員ということで、お給料が良いところと安定性が魅力に思えたんです。
試験内容は、「一般教養試験」と「保育の専門知識の試験」と「作文」で、それにパスすると、面接がありました。
最終的に私は合格し、採用者全体の中の5番目に登録され、翌年の4月1日付で採用となり勤務が始まったんです。
公立保育園にはベテラン保育士が多く、毎日緊張しながら勤務していましたね。
月日がたって慣れてくると、人間関係もだんだんとうまく作れるようになりましたが、中には気むずかしい先輩保育士もいました。
また、園長もいろいろで、中には独裁的な人もいました。
保育園では園長の指示は絶対なので、納得がいかない仕事でも言われれば職員はやるしかありませんでしたね。
ただ、待遇面ではかなり安心でした。
お給料は段階的に上がっていきますし、ボーナスもしっかりと出ます。
産前産後休暇や育児休暇も整っていて、「妊娠したら産休、育休を取って働き続けるのが当たり前」といった風土があるんですよ。
そういう雰囲気があるって、長く働き続けたい保育士にとってはありがたいことですよね。
ですが、毎日の勤務は本当に忙しく、お昼の休憩はめったにとれませんでした。
子どもたちの昼寝の時間には、日誌や連絡帳を書き、打ち合わせ、保育や行事の準備など仕事が山のようにありましたからね。
そうすると、あっという間に時間がたってしまい、コーヒー1杯飲むのもやっとなんて日も。
そして、何歳児の担任になるかによっても保育士の負担は大きく違うんですよね。
特に5歳児担任になると、乳児クラスの担任とは比べものにならないほど仕事量が多くて大変でした。
いつも行事の準備に追われていて、日常的に残業し、家でも仕事をすることが何度もありました。
ちなみに、残業手当もつくんですが、実態には到底追いつかないわずかな額でしたね。
また、5歳児の担任になった時には、かなりのプレッシャーを感じていました。
やはり年長は、園の中心となるクラスなので、しっかりクラス運営しないと先輩保育士にダメ出しされちゃうんですよね。
「“これで年長なの?” なんて、言われないようにしなくっちゃ」といつも緊張していました。
もちろん、公立保育士になって、待遇面以外に良かったことも多くありました。
気の合う先輩や後輩とも出会えて、職員間の年齢差を超えて保育の楽しさを味わえたこともありましたね。
また、運動会や発表会は準備が大変ですが、やり遂げた後には大きな達成感が味わえました。
特に、5歳児の担任をして卒園式を無事に終えた時には、本当に感慨深いものがありましたね。
公立保育園での経験は、よいことも大変なことも含めて、すべてが勉強になり財産になったと思っています。
公立保育園の保育士になるには?
では、ここからは、「公立保育園の保育士(正規職員)になる道すじと準備や注意点」について、解説していきますね。
公立保育園は自治体が保育園を作り運営しています。
つまり、保育士は地方公務員として園に勤めることになるんですね。
公立保育園に勤めるには、各自治体が行う採用試験に合格する必要があります。
各自治体とは、たとえば東京都であればその中の区や市のことで、それぞれの区や市でも独自の職員採用試験を行っているんですね。
公立保育園の保育士になりたい場合は、その採用試験を受ける必要があるんです。
試験内容は、「一般教養の筆記試験」と「保育の専門知識を問う筆記試験」「作文」「面接」などです。
自治体によってはピアノなどの、「実技試験」もあります。(私が受けた自治体では実技試験はありませんでした)
試験の時期は自治体によってさまざまなんですが、よくあるのが、「6~8月に募集」→「9月に一次試験」「10月に二次試験」そして、「合格発表は11月ごろ」になるパターンが多いようです。
私が試験を受けた時期もこれと同じでしたね。
ですが、実際の募集時期は、それぞれの自治体によって違います。
たとえば、下記の東京都板橋区では2月1日付で採用選考案内が出されていて、「試験日は3月~4月、採用予定は6月1日」となっていました。
そもそも年度によっては募集しない場合もあります。
なので、情報を逃さないよう、働きたい自治体の公式ホームページや広報誌はこまめにチェックする必要がありますね。
職員採用試験の応募資格としては、
- 「保育士資格を持っていること」
- 「次年度4月の時点で保育士資格の取得見込みがあること」
の2点があり、また、応募できる年齢も上限がきまっている自治体が多いですね。
上限は、自治体によって様々ですが、30歳~35歳のところが多いようです。
そして、めでたく試験に合格したら、採用候補者名簿に登録されます。
そして、保育園で人員の空きが出た段階で自治体から声がかかるんですね。
そこでやっと、公立保育園の保育士になれるんです。
もし、その年度中に保育園に人員の空きが出ず、自治体から声がかからなかったら、なんと、採用候補者名簿の登録は無効になってしまいます。
つまり、採用試験に合格したことそのものが消えてしまう感じですね。
それでも公立保育園で働きたいのであれば、次の年の採用試験を一から受け直すことになってしまうんですよ。
さらに、知っておいてほしいのが、「配属先が保育園以外の施設の場合がある」ということです。
これは応募先の自治体によりますが、たとえば、「子ども家庭支援センター」「児童相談所」「児童館」「健康学園」などですね。
このことは、面接のときに聞かれるんですよね。
「保育園に配属されない場合もありますが、それでも大丈夫ですか?」と。
私は、心の中では、「え~、それは嫌だな…」と思いつつも、ここで不採用になっては困ると思って、「大丈夫です!」と元気に答えていましたね。
なので、そういった可能性があることは知っておいた方がいいですね。
最後に、公立保育士になるための自治体の職員採用試験は、毎年必ずあるとは限らないことも知っておいてくださいね。
「去年は若干名の募集をしていたのに、今年の募集は全くない」という自治体はよくありますからね。
また、職員採用試験があったとしても、保育士は募集していない場合があるため、応募要項はしっかりと読み込むことが大切です。
公立保育園の非常勤職員や臨時職員(パート)になるには?
公立保育園では、正規職員だけでなく、「非常勤職員や臨時職員(パート)などの非正規職員として働く」という選択肢があります。
こちらは基本的に採用試験がないことが多いです。
自治体に履歴書を提出し登録しておくと、必要に応じて順次声がかかり、面接する仕組みになっています。
ただ、自治体によっては書類選考の上で面接する場合もあり、自治体ごとに確認が必要です。
そして、非正規職員の募集も、それほど多くはなくタイミングもまちまちなので、常に採用情報をチェックしておく必要があります。
基本的に非正規職員はあくまでも保育補助で、責任ある仕事は任せてもらえないことが多いです。
もし、あなたが責任の軽い立場で働きたい場合は、非正規職員が合っているかもしれませんね。
ですが、非正規職員であれば必ず責任がない立場なのかと言うと、そうとも言い切れません。
私の知り合いに、公立保育園に勤める非正規職員がいますが、彼女の場合は非正規職員でもクラス担任を持ち、正規職員と同じような仕事量と責任を負わされるそうです。
やりがいはあるのかもしれませんが、非正規職員だとどんなに長く勤めても給料は安く退職金もないので、決してよい待遇とは言えません。
ちなみに、公立保育園では非正規職員としてどんなに長く働いていても、私立保育園のように、「空きが出たから正規職員に誘われ採用される」ということはありません。
非正規職員が正規職員になるためには、他の応募者と一緒に正規職員の採用試験を受けるしかありません。
このように、公立保育園で非正規職員として働く場合、自治体によって仕事内容や責任の度合いが変わってくるので具体的な内容を確認しておくとよいですね。
公立保育園の保育士になるメリット
1 給料や待遇がよく、安定した生活ができる
公立保育園は給料や待遇がよく、安定した生活を送れます。
なぜなら、公立保育園の給料体系は地方公務員と同じで、勤続年数に合わせてきちんと昇給していくからです。
若いうちは私立保育園の保育士の給料とそれほど差はありませんが、勤続年数が増すごとにその差はどんどん開いていきます。
一般的に、「保育士は給料が安い」と言われていますが、公立保育園の保育士に限っては例外と言えます。
また、公立保育園では福利厚生も地方公務員と同じなので、産休、育休、病欠などが整っており取得しやすいです。
「産休や育休を取るのは当たり前」という職場風土なので、その制度を利用して長く働き続ける保育士は多いです。
2 数年ごとに異動があるので人間関係のリセットができる
公立保育園では、数年ごとに異動があります。
もし、「職場にどうしても合わない人がいる」などの人間関係で深刻な悩みがあっても、異動して園が変われば人間関係のリセットができます。
毎年12月ごろになると、次年度の異動希望調査があります。「原則、1園につき5年は勤務する」など、自治体によって決まりがありますが、5年未満でも異動願いを出せば、他の園に異動できる可能性があります。
もちろん、異動願いを出したからと言って必ずそれが通るとは限りませんが、いずれにしても数年後にはあなたか相手が異動することになるので、今の状態が永遠に続くわけではありません。
しかし、私立保育園の場合は、自分か相手が辞めない限りはずっと一緒に働くことになります。
それを考えれば、今しばらく我慢すればいつかは人間関係のリセットができるのですから、なんとか耐えられるんじゃないでしょうか。
このように、公立保育園の人間関係は職員の異動によって、毎年少しずつ変わっていくため風通しが良い面があるといえますね。
3 経験を積み上げやすく、スキルの高い保育士が多い
公立保育園の保育士は、経験を積み上げやすいので保育スキルを高めやすいです。
そのため、経験年数の長いベテラン保育士が多いです。
お給料はだんだんと上がっていきますし、福利厚生もしっかりしているので、公立保育園の保育士には辞める理由がありません。
その結果、保育士歴が10年、15年と続き、保育スキルが磨かれていきます。
さらに、公立保育園の間では職員の異動があるため、いろいろな保育士との出会いがあります。
さまざまな保育のやり方を見ることができ、刺激を受けることで勉強になるんですよね。
多様な保育観に触れながら学び働くことで、保育士としての力量を高めていけますね。
公立保育園のデメリット
公立保育園のメリットは魅力的ですが、ここからは公立保育園のデメリットについて解説していきますね。
1 採用人数が少ないところに応募者殺到。とても狭き門。
公立保育園の保育士は好待遇で応募者が殺到し、なおかつ採用人数が少ないため、どうしても狭き門となってしまいます。
公立保育園の保育士は、各自治体によって募集する年もあればまったく募集がないこともあります。
募集するとしても採用予定人数は若干名の場合が多いです。
公立保育園の保育士は地方公務員なので、給料や福利厚生などの待遇がよいために、辞める人がなかなかいないんですよね。
採用人数が少ないことにはもう一つ理由があります。
それは、自治体による公立保育園の民営化が進んでおり、公立保育園が減っていることです。
自治体は、民営化することで人件費を削減し効率的な運営をしようとしています。
民営化によって公立保育園は年々減少し、そこに勤める保育士の採用人数も減っているんですよね。
このように公立保育士の採用予定人数は毎年少なくなる傾向にあり、そこへたくさんの応募者が集まるので、倍率がとても高くなりがちなんです。
2 試験勉強のための時間と労力がかかる
公立保育士の採用試験には、「一般教養の筆記試験」と「保育の専門知識を問う筆記試験」があります。
合格するためには、試験勉強にそれなりの時間と労力をかける必要があります。
一般教養では、文章の理解力や計算能力、理科や社会に関する基礎的な知識などが出題されます。
学生時代のようなイメージで、机に向かって勉強することになります。
一般教養専門の参考書を買って、計画的にしっかり勉強しないと点数が取れません。
また、保育の専門知識を問う問題としては、児童心理、小児保健、保育原理、教育原理などの専門分野からの出題となります。
こちらも、もう一度復習してしっかりと頭に入れておく必要があります。
さらに、「作文」「面接」があり、自治体によっては、ピアノなどの「実技試験」を行う場合があります。
作文は、保育に関するテーマや公務員としての心構えなどが出されやすいようですが、制限時間内に書き終えるよう訓練が必要です。
また、ピアノの実技試験があれば、緊張してもある程度弾けるようにしっかりと練習しておかなければなりません。
とにかく、本気で受かろうと思ったら、それぞれの課題に対しての入念な準備が必要です。
それには、多くの時間と労力がどうしても必要になってしまいます。
3 試験に合格しても必ず働けるとは限らない
ようやく採用試験に合格できたとしても、必ず4月から保育園に配属され働けるとは限りません。
採用試験に合格すると、採用候補者名簿に登録されます。
そして、保育園で人員の空きが出た段階で順次声がかかります。あなたがOKであれば、めでたく公立保育士になれるんですね。
私のように4月1日付で採用になる人もいれば、それ以降に人員の空きが出次第採用になる人もいます。
でも、もしその年度中に保育園に人員の空きが出ず、自治体からの要請がなかったら、採用候補者名簿の登録は無効になります。
つまり、採用試験や面接のための努力が水の泡ということになってしまうんです。
それでもまだ公立保育園に勤めたいのであれば、また次の年の採用試験を受け直すことになってしまいます。
さらに、配属先が決まったとしても、それが保育園ではなく、健康学園や児童館のような、保育士を必要とする他の施設に配属されることもあるんです。
もともと、公立保育園志望で受験勉強をがんばったのに、配属先が保育園じゃないと決まった時のショックは、かなり大きいと思います。
4 異動があり希望していない職場で働く場合もある
公立保育園の保育士には、数年ごとに異動があります。先ほどは異動のメリットをお伝えしましたが、実はデメリットもあります。
異動の際には事前に希望調査をしますが、希望が通るとは限りません。自宅から遠く、通勤が不便になるような園に異動になることだって普通にあるんです。
また、「もっとこの園で働いていたい」と思っていても、その園での勤務年数が5年程度続けば異動対象となり、それを拒否することはできません。
それに、異動先は保育園だけではないんですよね。
その自治体の児童相談所や図書館、役所の窓口など、保育園とは違う部署での勤務になることがあるんです。
なぜなら、今は公立保育園をなくして民営化を進めていく自治体がほとんどです。
民営化が進んで公立保育園が減っていったとしても、今いる保育士をクビにはできないので、どこかの部署で働かせる必要がありますよね。
そうなると、保育士なのにまったくの畑違いである事務職として、役所内に異動させられることもあるんです。
このように、異動はなかなか個人の思い通りにはいきません。
私の経験からも、第1希望の部署に異動できることの方がめずらしいと感じています。
やはりそこは、人事の思惑などさまざまな事情もからんでいるので難しいですよね。
5 どの園も保育方針が横並び
公立保育園の保育方針は、園によってサービスに大きな差が出ないよう横並びです。
公立保育園で、園ごとにサービスが違っていると不公平になってしまいますからね。
たとえば、ある公立保育園が独自に英語やリトミックなどの特別な保育プログラムを行うとしたら、その園に保護者の入園希望が集中してしまいます。
そして、「同じ公立保育園でどうしてプログラムが違うのか」と保護者からクレームが来てしまいますしね。
なので、どこの園も大体同じような保育方針を持ち、行事も大差がないようにして、サービスを均一なものにしているんです。
まあ、園長によって多少のカラーが出るかもしれませんが、私立保育園ほど独自性はなく、華やかさに欠けるかもしれませんね。
6 ベテラン保育士と若手保育士の人間関係が難しい
公立保育園では、離職率が低いため長く勤めるベテランの保育士が多いです。
なので、若手保育士としてはベテラン保育士との人間関係を作るのに苦労する場合があります。
たとえば、クラス担任を持つときはベテラン保育士と若手保育士が組むため、若手保育士は上下関係に気を使います。
また、若手保育士は、ベテラン保育士から保育のノウハウについてビシバシと指導されると思います。
特に行事などでは、準備段階から気を働かせて効率よくテキパキと動かないと、先輩保育士から注意されてしまいます。
ここでつぶれず実力をつけていければ、保育士としてステップアップできますが、中にはつらい思いをひきずってしまう保育士もいます。
なので、意外に思うかもしれませんが、せっかく公立保育士になったのに、人間関係の悩みで辞めていく保育士も一定程度はいるんですよね。
公立保育士になるにはそれなりの覚悟と努力が必要
公立保育園の保育士になるには、私立保育園に転職するよりもさまざまな壁を乗り越える必要があります。
それでも、必ずしも合格できるとは限らないわけなので、それなりの覚悟と相当な努力が必要です。
まずは、働きたい自治体の職員採用試験の実施予定は、時期を逃さないようにしながら自分でその都度調べなくてはなりません。
また、一般教養や専門分野の試験勉強は学生時代のような努力が必要ですし、ピアノなどの実技の練習、面接対策なども、大変な時間と労力がかかりますよね。
その上、競争率が高く狭き門のため、あなたの努力が必ず報われるとは限らず、むしろ合格の可能性は低いです。
つまり、チャレンジしてみてもよいですが、成功する確証がないのが公立保育園への転職です。
それでも公立保育士を目指したいのであれば、それらのリスクを十分に理解し覚悟した上で、すぐにでも行動しましょう。
まとめ
公立保育園の保育士になるには地道な努力が必要ですが、それだけ努力しても実を結ぶ保証がないのが、きびしいところですね。
長い期間をかけて頑張ってきたのに、採用試験に不合格となったら、かなりガッカリですよね。
「そんなリスクは負いたくないな…」というのであれば、公立保育園を目指しながら私立保育園への転職も視野に入れて同時に転職活動をしていくといいと思います。
そうすれば、途中で試験勉強に挫折しても、また、職員採用試験に落ちた時にも、スムーズに次の選択肢に移れますよね。
もし、公立保育園と私立保育園のどちらがいいのか迷っている方は、【体験談アリ】保育士が転職するなら公立園?私立園?違いと特徴を解説の記事も参考にしてみてくださいね。
私立保育園の情報を集めたい場合は、保育士転職サイトに登録すれば丁寧に教えてもらえますし、興味があれば非公開の好条件の求人も紹介してもらえますよ。
こんな感じで、できるだけ転職の選択肢を多く持ち、臨機応変に判断する心構えでいることが転職を失敗しないコツですよ。
あなたが、保育士としてどこでどう働きたいのかをじっくりと考えて、選択し行動していきましょうね。