こんにちは! 現役保育士はなえみです(転職でホワイト園に巡り会えました!→ プロフィールはこちら)。
今勤めている保育園について、悩んでいる保育士の方は多いです。
たとえば、
- 「給料や休日などの待遇面が良くない」
- 「園の保育方針が自分に合わない」
- 「職員同士の人間関係がうまくいかない」
などはよく聞かれる悩みです。
そんな方であれば、一度は、「他の園に転職したらどうなるだろう?」と考えてみたりしますよね。
「悩みが解消するなら転職したい!」と思う一方で、「本当に転職していいことがあるのかな?」「今の園の方が良かったって後悔するかも…」なんていう不安も感じると思います。
そこで今回は、
- 「保育士が転職ってアリなのか?」
- 「どんなメリット、デメリットがあるのか」
- 「転職を迷い悩む気持ちをスッキリさせる方法」
について解説します。
この記事を読めば、保育士が転職することってどういうことなのか、さらにあなたにとって転職するのが良いことかどうか、見えてきますよ。
あなたの悩みを整理しながら一緒に考えていきましょう。
目次
保育士の転職はアリなのか?
それでは、いきなり結論ですが、「保育士の転職ってアリなのか?ナシなのか?」についてですが、それはもちろん、「アリ!!」です。
もう、今の世の中、転職経験があったって、なにも珍しいことではなくなってきました。
「あ、そうなんだ~」ぐらいのものです。
転職のCMだって、いーっぱいやってますしね。
「一つの職場に長ーく務めることが美徳」なんていう考えの人もいるでしょうけど、今は多様性の時代。
どんな考え方があったっていいんです。
転職することで、新しい環境、新しい人間関係の中に飛び込んで、「こんなに違うんだな」と実感することは多いです。
私自身も転職経験者なのでわかります。
転職をするのは、わがままだからでもないし、こらえ性がないからでもないです。
もっと前向きでフラットなものだととらえましょう。
そして、他人がどうこう言うことではなく、あなた自身が自分の未来をどうするか考えて行動するだけのことなんです。
保育士が転職を考える時とは?
では、そもそも保育士の方が転職を考えるのは、どんな時なのか?
それは、「今勤めている園に強い不満があり、自分の力ではどうしても解決できない」という、かなりつらい状況があるんじゃないでしょうか。
たとえば、
- 給料が安い
- 残業が多い
- 持ち帰り仕事が多い
- 保育方針が合わない
- 職場の人間関係が悪い
- クレームをつける保護者がいる
といったことですね。
では、具体的にはどんな不満や悩みがあるのか、一つずつ見ていきましょう。
1 給料が安い
まず、「給料が安い」という不満を持つ方はとっても多いです。
平成29年度賃金構造基本統計調査によると、保育士の給料やその他の職種についての給料は、以下のとおりになっています。
男性の平均額 | 女性の平均額 | 女性20代前半平均額 | 女性20代後半平均額 | |
保育士 | 24.5万 | 22.1万 | 19.4万 | 20.9万 |
看護師 | 30.3万 | 29.9万 | 24.9万 | 27.6万 |
プログラマー | 27.4万 | 24.5万 | 22.2万 | 23.3万 |
このように、他の職種と比べても、保育士の給料は安い傾向にあることがわかりますね。
20代の若い方だけでなく、キャリアを積んで何年も働いている保育士でも、毎月の給料が20万円に満たない方もいるんですよね。
この状態では、「結婚しても家族を養えない」「今後の生活が不安」なんて思って、転職を考えたくなるのも無理はないです。
2 残業が多い
保育士は、子どもを保育する以外にも多くの仕事を抱えているので、どうしても残業が多いです。
たとえば、日誌、連絡帳の記入、週案や月案の作成、おたよりの作成などがあります。
ほかにも、子どもたちの製作の下準備、壁面装飾作り、毎週の定例会議や行事の打ち合わせ、などもあります。
日中は子どもたちを見ているため、そのような仕事は子どもの昼寝の時間に行います。
本当は、お茶の一杯も飲んで休憩したいところです。
しかし、やる仕事が膨大にあるので、ほとんどの保育士の方が休憩時間も取らずに、ずっと仕事をし続けていますよね。。
そして、そんなにも仕事をしていても、全く時間が足りず、保育士の仕事は終わりません。
そのため、保育士はほぼ毎日残業することになってしまうんです。
もし、早番だとしても早く帰れるわけではなく、遅くまで残って仕事をすることもあります。
すると、早朝から夜遅くまでの長時間労働になり、体力的にも精神的にも大きな負担となってしまうんですね。
3 持ち帰り仕事が多い
保育士の仕事は膨大で、そのため残業だけでは足りず、持ち帰って仕事をすることも多いです。
なぜなら、保育士もできるだけ早く家に帰りたいため、「園にずっと居残って仕事をしているよりは、家でやった方がいいいかな」と思うからです。
ですが、家に帰ったとしても、結局は持ち帰った仕事をしなくてはならないので、家にいてもなかなかくつろげず、気が休まらない状態になってしまいます。
つまり、保育士の方は家にいても、プライベートの時間を確保できないんです。
リフレッシュができないと疲れはたまる一方です。仕事に向かう気力が戻らないまま、翌朝にはまた、園に出勤しなければなりません。
4 保育方針が合わない
今の園の保育方針が、「自分の保育観と合わない」と感じながら働いている保育士の方もいます。
自分のやりたい保育ができず、疑問を抱きながら保育をするということは、保育士としてとてもつらいことですよね。
「もっとこうしたらいいのでは…」と、意見を言いたくても言えなかったり、言ってみても取り合ってもらえなかったりします。
ひどい場合は、意見を言ったために園長や先輩保育士から目をつけられて、理不尽な嫌がらせを受けるなど、園に居づらくなる場合だってあるんです。
園の運営方針が柔軟で風通しが良ければ、あなたの保育観を受け入れてくれるかもしれませんが、そうでない場合は、あなたの保育観に合った保育を実現できず、それがストレスになってしまうんですね。
5 職場の人間関係がよくない
「職員の人間関係がよくない」と言う悩みはとても多いですし、当事者にとってはとても深刻ですよね。
特に、一緒に組んでクラス担任をしている保育士との関係がよくないと最悪です。
嫌でも毎日その人と顔を合わせ、話しながら仕事をしなければならないからです。
「相手にしない」「受け流す」などで対処できればいいですが、毎日のように嫌な思いをさせられるので、とても対応しきれないケースもあると思います。
人間関係の悩みは、精神的なストレスとしてたまりやすく、放っておくと体を壊すことにまで発展してしまうので、注意が必要です。
6 クレームをつける保護者がいる
保護者の中には、園の方針や保育のやり方など、さまざまなことに対してクレームをつけてくる人がいます。
このような保護者との関係がうまく作れずに悩む保育士は多いです。
あなたも、自分の感情を押さえながら、保護者の意向を受け入れようと努力しているんじゃないでしょうか。
しかし、こちらがいくら保護者の気持ちをくんで対応しても、こちらの思いが伝わらない人もいます。
そのような保護者がクラスにいると、「また何か言われるんじゃないか」と、常にビクビクしてしまいます。
難しい要求が出てくるたびに頭を抱えなくてはならず、ストレスがたまるんですよね。
以上のような悩みを抱えている保育士の方は、「この現状を何とか変えたい!」と言う思いから、「転職について真剣に考えてみようかな」と思い始めます。
「転職したら、今の自分の悩みが解消するかもしれない」という思いがわいてきますよね。
保育士が転職するとどんなメリットがある?
では、保育士が転職するメリットについて解説していきますね。
具体的には以下の6つになります。
- 給料がよくなる
- 休日が保証され、ゆとりあるプライベートが期待できる
- 自分の保育観と合う園で働ける
- 経験の幅が広がり多様な保育スキルが身につく
- 人間関係の悩みから解放される
- 世界は広いことがわかる
さっそく見ていきましょう。
1 給料が良くなる
まず、一つ目は、「お給料が良くなる」ということです。
こちらは、ある保育園の求人票の一部になります。↓
こちらの園では、月給が246,000円でその内訳の基本給が200,000円となっており、保育園の求人の中でも比較的高い金額ですよね。
また、ボーナス(賞与)が4か月分の支給と書いてあります。これも他の園に比べて多い方です。
このような、給料の高い園の求人もあるので、お給料が安いことで悩んでいるのであれば、こういった求人を探して応募すれば、お給料が良くなりますよ。
一般的には、「保育士の給料は安い」と言われていますが、この園のように、質の高い保育士を確保するために、きちんとした給料を払おうとしている園もあるので、あきらめずに根気よく探してみてはどうでしょうか。
2 休日が保証され、ゆとりあるプライベートが過ごせる
二つ目は、「休日が保証されてゆとりあるプライベートが過ごせる」ということです。
たとえば、上の求人票の園では、完全週休2日制を取り入れ、土曜出勤に対しても代休が保証されていますよね。
これなら、休日が保証され、ゆとりあるプライベートが期待できますよね。
また、この求人を扱う保育士転職サイトでは、「園の紹介文」も詳しく載せています。
そこには、「保育士には、オンオフのメリハリをつけ、ワークライフバランスの整った環境で働いてほしい」ということが書かれていました。
つまり、この園では、保育士の働きやすい環境を整えることに力を入れているんですね。
そのような園であれば、残業や持ち帰り仕事をせずにすみ、休日を自分のために使うこともできそうです。
3 自分の保育観と合う園で働ける
三つ目は、「あなたの保育観と合う園で働ける」ということです。
たとえば、上の求人票の園のホームページに移動してみると、この園では、自分の体を危険から守る力を身につけるとともに、友だちの体も大切にする、「保険教育」に力を入れていました。
また、「食育」にも取り組み、野菜の栽培や食材の観察、クッキング体験を行っていました。
このような園の特長が、あなたのやりたい保育と合致していれば、毎日楽しくやりがいのある保育ができますよね。
つまり、求人票と同時に園のホームページもよく読んでおくと、園の保育方針や、保育内容、行事などを前もって調べられ、自分の保育観と合う園かどうかを検討できるんですね。
4 経験の幅が広がり、多様な保育スキルが身につく
四つ目は、「経験の幅が広がり、多様な保育スキルが身につく」ということです。
なぜなら、さまざまな保育士との出会いによって、多様な保育のやり方や保育観に接することができ、そこから多様な保育スキルを吸収できるからです。
たとえば、これまでとは違う保育方針の園に転職すれば、その考え方のもとに保育することになりますし、これまでの園ではなかった行事を行ったり、保育プログラムを体験したりしますよね。
また、転職することで、あなたとは違った保育観を持ち保育している人たちと出会えます。
そうすると、「こんなやり方があったんだ」なんて、新たな保育に気づき、自分でも取り入れたりさらに工夫したりすることで、保育スキルがアップするわけです。
ただ、中には共感しにくい保育をする先輩保育士もいるかと思います。
ですが、それも含めて、保育士の考え方や保育はいろいろなんだと知ることは、とても大切です。
そこから、良いものや共感できるものは取り入れ、「ちょっと違うな」と思うことは反面教師にすれば、あなたの保育の幅は広がり、それが財産になるはずですよ。
5 人間関係の悩みから解放される
五つ目は、「人間関係の悩みから解放される」ということです。
とりあえず、転職して環境を変えれば、今の園での人間関係からは脱出できますよね。
そうすれば、怖い園長や、イヤミな先輩保育士、クレーマーな保護者と顔を合わせずにすむので、今抱えているストレスはかなり軽減されるはずです。
ただ、新しい園でもヘンな人がいたら、また同じことの繰り返しになる可能性はありますよね。
なので、転職先を探すときには、保育士転職サイトを利用して、応募先の園の人間関係について教えてもらうといいです。
そうすれば、あらかじめその園の人間関係がわかるので、安心して応募できますね。
たとえクレーマーな保護者がいたとしても、人間関係の良い園であれば、職員全体で話し合って対策を考えていけますよ。
6 世界は広いことがわかる
六つ目は、色々な園があることがわかり、「世界は広いんだな」とわかることです。
世界が広いなんて、ちょっと大げさかもしれませんが、たとえば、今の園にずっとい続けたら、そこのやり方や考え方しかわからないですよね。
でも、転職することで、いろいろな園、保育、働き方、そして人間関係があるってことがわかるんですよね。
つまり、保育園と一口に言っても、本当にさまざまなで、自分の選び方次第で、納得できる園で働くことはできるんですよね。
それなら、今の園に縛られず、もっといろいろな園に目を向けてみたらいいと思うんです。
これは、一度でも転職したことがある方なら、感じる部分はあるんじゃないでしょうか。
ですが、転職するってそれなりに勇気がいることなので、「今の園はイヤなところも多いけど、我慢できないほどじゃないしね…」なんて自分に言い聞かせているようだと、もう行動できなくなってしまいますよ。
しかし、繰り返しますが、保育園が違えば園のカラーも職員の人間関係も違うんですよ。
待遇も、保育方針も、人間関係も、今の園とは違う、あなたの求める保育園があるはずです。
世の中は広いです。転職してみると、「保育園は一つじゃないんだな」ってことが実感できますよ。
保育士が転職するときのデメリット
続いて、保育士が転職する時のデメリットについてもお伝えしますね。
それは、以下の6つです。
- 退職金の積み上げができない
- 入職後6か月間は有給休暇がもらえない
- 新しい園の方針を理解して慣れる必要がある
- 転職後1年間はプライベートのイベントを控える
- 年下の保育士が先輩になる
- 働いてみないと人間関係はわからない
では、具体的に見ていきますね。
1 退職金の積み上げができない
一つ目は、退職金の積み上げができないことです。
これは、退職金制度がある園の場合に限りますが、退職金は、あなたがその園で働いた年数分積みあがっていくもので、転職してしまうと、それがリセットされてしまうからです。
たとえば、園の規定で、「退職金を支給するのは勤続年数3年以上が対象」となっていれば、その勤続年数に達しなければ退職金はもらえません。
つまり、この場合、勤続年数が1~2年で転職すると、退職金は全くもらえないことになってしまうんですね。
さらに、次の園も同じような規定で、また1~2年で退職すると、退職金はもらえずじまいになってしまうんです。
ただ、場合によっては、退職金を継続して積み上げられることもあるんですよ。
それは、あなたが今働いている園と、転職先の園の両方が、
- 福祉医療機構の「退職手当共済事業」に加入している
- あなたが今の園で1年以上働いていて、退職後3年以内に合算を申請する
の2つを満たしていれば、退職金を積み上げていけるんですね。
これは、園が退職手当共済事業に加入しているかどうかで変わってくるので、そのへんの確認は必要ですね。
2 入職後6カ月間は有給休暇がもらえない
二つ目は、「入職後6か月間は有給休暇がもらえない」ということです。
これは労働基準法で定められていて、入職した日から6カ月間を過ぎたら、10日間の有給休暇が与えられることになっているんですよね。
逆に言うと、入職後6か月以内に何らかの都合で休む場合は、有休では休めず、無給で休むこと(=欠勤)になるんです。
これは、転職すれば誰にでも起こることで、仕方ないことなんですが、転職した後6か月間の間に欠勤すると、お給料がその分減ることは理解しておいてくださいね。
なので、どうしてもやむを得ない事情がある場合だけ欠勤し、それ以外についてはできるだけ休みを取らなくて済むように調整できるといいですね。
もちろん、体調を崩して休むことのないように、この6か月間は特に体調管理に気を配るようにしましょうね。
3 新しい園の方針を理解し慣れる必要がある
三つ目は、「新しい園の保育やその他の仕事の仕方を早く覚えて、慣れる必要がある」ということです。
新しい園に転職したのですから、そこの園のやり方や仕事の仕方があると思うので、できるだけ早く慣れて覚えて動けるように努力するのは当然のことですけどね。
ただ、前の園のやり方と違うことが多いと、戸惑ったり違和感を覚えたりするかもしれませんね。
特に、前の園に長く勤めてたあとの転職となると、その園でのやり方が染みついているため、余計に新しい園に慣れるのに時間がかかりやすく、その分タイヘンな思いをするかもしれません。
4 転職後1年間はプライベートのイベントを控える
四つ目は、転職後1年間はプライベートのイベント、つまり、「結婚とか出産などは控える」ということです。
これは、あなたのスキルアップのためにも、また円滑な人間関係を築くためにも、「できるだけそうした方がイイですよ」ということです。
なぜなら、園は、「即戦力として力を発揮してほしい」また、「ある程度の期間はじっくりと働いてほしい」と思って、あなたを雇っているからです。
それなのに、入職して1年もたたないうちに、結婚や妊娠などの報告をされても、園としては、「本当に仕事をやる気あるの?」と思ってしまい、なかなかいい顔はできないと思います。
園長や同僚たちとの信頼関係を作るのも難しくなってしまいます。
もちろん、あなたのプライベートはあなた自身のものであり、園がとやかく口出しすることではないです。
ですが、園としては、採用した保育士には1日も早く慣れてもらって、1人前の働きをしてほしいし、そのためには仕事に集中してほしいと思っているんですよね。
なので、転職をする時には、せめて1年間は仕事に集中し、プライベートでの大きなイベントはその後にする覚悟が必要です。
5 年下の保育士が先輩になる
五つ目は、「年下の保育士が先輩になる」ということです。
たとえば、新しい園に転職した場合、その園であなたより先に働いている保育士はみんなあなたの先輩です。
たとえ、相手があなたより年下だとしても、あなたは新しい園の仕事を教えてもらう立場になるんですよね。
なので、年下の保育士にも真摯な態度で接することが大切です。
もちろん、あなた自身が園に慣れいろいろなことがわかってきたら、角が立たないように配慮しながら意見を伝えるなど、少しずつ年上らしい態度でコミュニケーションをしてもいいと思います。
あなたが相手より年上なら、少なくとも社会人経験はより多く積んでいるはずなので、あなたから教えてあげられることだってあるはずです。
とにかく、相手との信頼関係が築ければ、出すぎず、押さえすぎずの、ちょうどよい関係になれると思いますよ。
6 働いてみないと人間関係はわからない
六つ目は、「働いてみないと人間関係はわからない」ということです。
これは確かに、求人票にもホームページにも載っていないことですよね。
なので、応募先の園の人間関係が良いかどうか、クレーマーな保護者がいるかどうかは、残念ながら入職してみなければわかりません。
せめて、園と電話でやりとりした時の感触や、面接で園に訪問した時に垣間見える、保育士や園長の態度など、ごくわずかな情報から判断するしかありませんよね。
たとえ、面接前に園見学をしていても、職員同士の深い人間関係まではわからないです。
しかし、一つ方法があるとすればそれは、「保育士転職サイトから人間関係の情報を得る」ということです。
保育士転職サイトでは、求人を取り扱っている園について、さまざまな情報をつかんでいます。
たとえば、職員の人間関係や園の雰囲気など、独自の情報を持っているんですよね。
なので、「もう職場の人間関係でつまずきたくない!」と思っている保育士の方は、園の人間関係の情報を教えてもらえる保育士転職サイトを使った転職をするといいですよ。
転職する?しない?悩みをスッキリさせるための極意とは!
さあ、いろいろと見てきましたが、では、あなたにとって転職は「アリ?ナシ?」「する?しない?」が肝心ですよね。
その悩みをスッキリさせるための方法をお伝えしますね。
それは、
「あなたが今の園に勤め続けたときのあなたなりのメリット、デメリット」と、「転職したときのメリットデメリット」を書き出してみること。
やっぱり、頭の中だけでぐるぐると悩んでいても進まないですよ。
それを書き出して見える化すると、頭の中が整理されてスッキリといろいろなものが見えてきます。
客観的に今の自分を見つめることができ、「自分がどうなりたいのか」についても、ハッキリとわかってきます。
この記事で挙げてきた、「転職する時のメリット、デメリット」の項目を参考に、あなたの価値観で考えて判断してみてくださいね。
そして、あなたにとってのメリットとデメリット、どちらが多いのかを見てみましょう。
それをしっかり比べてみて、結果次第では転職を考えて全く問題ないです。
この感覚は、他人に判断してもらうのではなく、あなた自身の価値観で決めればOK。
しっかり自分と向き合い、何を最優先にするかを検討してくださいね。
まとめ
あなたがこの記事を読んでくれたということは、何かしら今の園に対して不満や悩みがあるからだと思います。
でも、「今の園を辞めて本当にいいの?」「転職して今より良くなるの?」と不安に思う気持ちもとてもよくわかります。
ただ、転職経験者の私が言いたいのは、「保育園は一つではない」ということです。今の園だけがすべてではないんです。
今の園がつらいのであれば、ぜひ、転職を前向きに検討してみてくださいね。
それは決して逃げではなく、自分らしく生きていくための強さでありしなやかさだと思います。
どんなキャリアを作っていくかは、あなた自身が積極的にデザインしていきましょう。
その際、あなたの良き相談相手となってくれるのが、保育士転職サイトのキャリアコンサルタントです。
あなたの事情を聴きながら保育士の転職についての情報提供をしてくれますよ。
転職は自分の可能性を広げるチャンスです。あなたが自分らしく、保育士として輝ける職場はきっとあります。
私も、転職して自分の居場所を見つけることができました。
あなたにも、ぜひそんな場所を見つけてほしいと心から願っています。