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こんにちは! 現役保育士はなえみです(転職でホワイト園に巡り会えました!→ プロフィールはこちら)。
あなたは、保育雑誌って使ってますか?
保育雑誌って、日々の活動や行事のアイデア、保育業界の最新情報を取り入れられるので、とっても役立つツールですよね。
私も、勤務先の園が年間購読契約していたので、壁面や製作のアイデアが欲しいときはよく見ていましたよ。
ただ、これを自分でお金を出して買うとなると、
- 「使えないモノを選んで、失敗するのは嫌だな…
- 「しっかりと中身をチェックしてから買いたい」
- 「たくさんあって、どれがいいのかかわからない…」
なんて思いますよね。
そんな保育士の方に向けて、この記事では、
- 「保育雑誌とは?」
- 「保育雑誌を使う6つのメリット」
- 「おススメの保育雑誌11誌の特徴」
- 「保育雑誌の選び方、買い方」
について解説します。
- この記事の信頼性
- 私自身、保育士歴30年の現役保育士です
- 実際に11冊の保育雑誌を手に入れ、中身をチェックしました
この記事を参考にしてもらえれば、きっと、あなたにピッタリの保育雑誌が見つかりますよ。
- 自分に合う保育雑誌は見つかりそうだけど、自分に合う職場ってなかなかないよね…
- お局保育士は怖いし、園長はパワハラだし、ホントは毎日がゆううつ
- 残業も持ち帰り仕事も増える一方、プライベートを楽しむなんて出来ないよ!
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目次
保育雑誌とは?
保育雑誌とは、保育の仕事に役立つアイデアや保育情報がたくさん詰まっている、保育を専門に扱う雑誌のことです。
この情報を保育の参考にすることで、日々の活動に目新しさや、楽しさをプラスできるんです。
たとえば、私の場合、
- 「あ~、来月のおひなさまづくり、どうするか早く決めないと間に合わない!」
- 「去年は紙コップを使って作ったから、今年はそれ以外のものじゃないとな~」
なんて、悩んだりします。
そんなとき、保育雑誌を見てみると、おひなさま製作のアイデアがいろいろ載っているんですよ。
ちょっと自分では思いつかないような、でも簡単にかわいくできる製作が見つかってすぐに使えます。
もちろん、製作だけではなく、「遊び」「歌」「行事」「壁面装飾」のアイデアもたくさん。
さらには、「保育の環境づくり」「子どもへの関わり方」「保護者対応」など、お勉強になる記事も載っています。
保育士が、「保育をもっと充実させたい」「ちょっと勉強になる記事を読んでみたい」と思う時、保育雑誌は強い見方になってくれるんですよね。
保育雑誌を使う6つのメリット
では、そんな保育雑誌を使うメリットを具体的に6つ挙げてみました。
それが、以下のようなことですね。
- 新しい保育のアイデアが簡単に手に入る
- 指導案のテンプレートやCD-ROMのイラスト、歌がついている
- 保育の知識のアップデートができる
- 保育業界の「今」がわかる
- 情報が凝縮しているので、ネットで検索するよりも時短
では、詳しく見ていきましょう。
新しい保育のアイデアが簡単に手に入る
まず、1つ目は、「新しい保育のアイデアが簡単に手に入る」ということです。
保育雑誌は、毎月、あるいは季節ごとに発行されるので、新しいネタをタイムリーに自分の保育に取り入れられるんですよね。
これは、本当に便利で助かります。
そもそも、すべてを自分の頭で考えだしたオリジナルのネタで保育するのは、かなりタイヘンです。
ただでさえ保育士って忙しいのに、保育内容を一から全部考えていたんじゃタイヘンすぎますよ。
中には、「マネばかりなんてよくないんじゃない?」なんて思う方がいるかもしれませんけど、そこは心配ご無用。
「すごいな!」「いいな!」と思うお手本をまずはマネすることが、自分の実力を高める第一歩なんですよ。
もちろん、そっくりそのまま再現しなくても、部分的に取り入れるのもいいですね。
指導計画案やCD-ROMのイラスト、歌がついている
2つ目は、「指導計画案や、イラスト・歌などが入ったCD-ROMが付いている」ということです。(すべての保育雑誌についているわけではないです)
毎月の指導計画を作るとき、その言葉の言い回しに悩んだり、クラスだよりに入れるイラストを探したりする保育士は多いですからね。
そんなとき、参考になる指導案が見られたり、CD-ROMから簡単にイラストを使えたりしたらとても便利ですよね。
指導案は、0歳児~5歳児まで載っているので、今年使わなくても、取っておけば来年度も使えます。
CD-ROMは、ちょっとしたイラストを探したいときや、新しい歌を取り入れたいときに便利ですよ。
保育の知識がアップデートできる
3つ目は、「保育の知識がアップデートできる」ことですね。
保育の知識って、ちゃんと知っていないとそもそも保育士としてマズイですし、仕事上でも困る場面が出てきてしまいます。
なので、保育士としての知識をしっかりと再確認することは重要です。
たとえば、「乳児の運動発達」「幼児期の社会性」「2歳児のイヤイヤ期」「感染症の知識と対応法」など、いろいろなことがあります。
そういった知識をいつでも使える状態にしておくためにも、やっぱりちゃんと勉強しておかないといけないですよね。
保育雑誌には、保育の知識を再確認しアップデートできる記事が毎月載っているので、プチ勉強にはもってこいです。
保育業界の “今” がわかる
4つ目は、「保育業界の “今” がわかる」ということです。
保育雑誌の中の記事を読むと、「今、保育業界ではこんなことが起きているんだ」なんてことがわかって、保育への認識が深まります。
ただ、保育士って、本当に毎日忙しすぎるので、「保育業界の今」なんてことまで、関心を持つ余裕がないんですよね。
でも、やっぱりそういった保育業界の情報って知っておくべきだなと思います。
保育の専門家として、子どもたちや保護者と接するんですから、保育業界について理解していないのではちょっと心もとないですよね。
たとえば、「乳幼児突然死症候群について」とか、「非正規保育士の労働環境」とか、その時々でいろんなことがありますけど、どれも自分に無関係ということはないと思います。
なので、そういった情報を、保育雑誌という身近なものでカンタンに手に入れられればすごくいいですよね。
情報が凝縮しているので、ネットで検索するよりも時短
5つ目は、「情報が凝縮しているので、ネットで検索するよりも時短」ということですね。
確かに、保育に関する情報を知りたいと思ってネット検索してみても、ほしい情報にたどり着くまでには時間がかかります。
それに、検索しているうちに、他のことも気になってしまい、「気づいたらネットサーフィンして2時間たってしまった…」なんてことも。
でも、保育雑誌であれば、製作も、壁面も、行事も、その月やその季節に合った素材やネタが凝縮しているので、集中して調べられます。
たとえば、9月号だけを2~3年分引っ張り出して見てみると、その時期の活動や遊びのネタをいくつもピックアップできるので便利ですよ。
短時間で知りたいことが簡単にわかるのが、保育雑誌のいいところですね。
保育雑誌と言えばこの11誌! 中身を詳しくチェック!
それでは、いよいよ保育雑誌を1冊ずつ見ながら、中身をチェックしていきましょう。
今回取り上げたのは、以下の11誌です。
1~5番は、製作や壁面装飾のアイデアが比較的多めで、6番以降からは少なくなり、10、11番あたりは知識&お勉強系の記事が多い保育雑誌になっています。
- PriPri(プリプリ)
- Picoro(ピコロ)
- Paprika(パプリカ)
- POT(ポット)
- 保育とカリキュラム
- 遊びと環境 0,1,2歳
- ひろば
- 新 幼児と保育
- 0,1,2歳児の保育
- ほいくあっぷ
- 保育の友
もちろん、上位の雑誌でもお勉強系記事は載っていますし、順位付けに迷うものもありました。
なので、参考程度に見ていただけたらと思います。
それにしても、保育雑誌を11冊もいっぺんにそろえたのは初めてです (^▽^;)。
ちなみに今回は、すべて6月号になっています。
どんな内容なのか、じっくりお見せしますね!
1.PriPri(プリプリ)
出版社 | 世界文化社 |
発行 | 毎月 |
ページ数 | 102ページ |
CD-ROM | なし |
付録 | 年4回 指導計画の冊子つき |
値段 | 1,150円(税込) |
年間購読 | あり |
保育士の方の1番人気と言ってもいいのが、PriPri(プリプリ)ですよね。
プリプリの特徴は、
- 壁面装飾や製作のアイデアが充実している
- 全体的に写真やイラストが多めで、カラフルな印象
- 知識系、スキルアップ系の記事でも、読みやすくわかりやすい
ですね。
なので、
- 実用的な装飾や製作のデザインがたくさん見たい方
- 勉強系の文章は写真やイラスト入りで、気軽に読めるものがほしい方
にはピッタリですね。
まずは、目次。↓
今回の特集は、「造形遊び」が取り上げられていて、
- 一人ひとりの表現を見つめる
- 作ったものを持って戸外へ出かけ、遊びを広げる
- 「みんなで一緒に作る」を楽しむ
といった、さまざまな造形表現の取り組みがわかりやすく載っています。↓
そして、プリプリの売りである、壁面装飾が4種類、七夕飾りは12種類、折り紙は8種類あって、これだけあれば、自分の好みのものを選べそうです。↓
以上の内容が、全102ページ中、30ページを占めていて、造形遊び・製作活動関連に力を入れていることがわかりますね。
次に多いのが、「0,1,2歳児の保育」で、11ページ分あります。↓
その中には、
- カンタンなシアターのキットとその演じ方紹介
- 自然との関わりの大切さ~砂遊び
- 愛着障害について
が書かれていて、遊び紹介だけではなく、保育士の関わり方が勉強できる内容もちゃんと入っています。↓
それ以外では、
- 気になる子の発達支援
- 幼児教育・保育の無償化で変わったこと
- 心に寄り添う保育
- 職場のストレスから自分を守る方法
といった、知識&お勉強系の記事もありました。↓
そういった内容でも、イラストや文字装飾が多彩で、堅苦しくなく、読みやすい内容になっています。
その他としては、
- 歌あそび:2曲
- イラスト集(カラー&白黒)
- おたより書き出し・連絡帳文例
- 壁面装飾の型紙
が載っていました。
さらに、プリプリでは、年間4回に分けて別冊付録の「指導計画のヒント」が付いてきます。↓
今回6月号には、7、8、9月分の指導計画案が、こども園、幼稚園、保育園の3施設別に載っているので、文例としてはかなり豊富。↓
文章も、どの園でも参考になりそうな一般的なものなので、使いやすそうです。
私が「プリプリ」を見た感想は…
- 紙面のレイアウトや文字装飾がおしゃれ。可愛いものが好きな人にはピッタリ。
- 造形活動や製作のアイデアは参考になる。自分の園でも取り組めたらいいなと思う。
- 勉強系の記事がカラフルなのは、読みやすくわかりやすくてgood! 分量もちょうどいい。
2.Picoro(ピコロ)
出版社 | 学研プラス |
発行 | 毎月 |
ページ数 | 96ページ |
CD-ROM | あり |
付録 | ニコニコシアター(6月号) |
値段 | 1,100円(税込) |
年間購読 | なし (2020年3月をもって休刊) |
プリプリと並ぶ人気の保育雑誌が、Picoro(ピコロ)です。
…だったんですが、ピコロは2020年の3月をもって休刊となってしまったんですよ。
ただ、私としてはピコロの内容はけっこうおススメですし、まだバックナンバーで購入できるので、やっぱりお伝えすることにしました。
そんなピコロの特徴ですが、
- 写真やイラストが多いのに、すっきり見やすいレイアウト
- 子どもの作品を活用した壁面装飾を紹介
- 勉強系記事はやや少なめ
といった感じですかね。
なので、
- 子どもの作品を使って壁面装飾や室内装飾をしたい方
- にぎやかなレイアウトの紙面より、すっきり見やすい紙面の方がいい方
にはおススメです。
始めに、目次です。↓
今回は2019年の6月号なんですが、特集は、「運動会種目アイデア」です。↓
この時期にもう運動会って早い感じがしますけど、準備に時間がかかる行事なので、早めに種目を決めておくのはいいかもしれませんね。
年齢別に楽しめそうな競技10個が、11ページにわたって載っています。
次に特徴的なのが、製作と壁面装飾のアイデアが充実しているところで、全96ページ中、21ページにわたっています。
たとえば、
- 梅雨の時期にちなんだ製作:9種類
- 雨を楽しむ手作りおもちゃ:2種類
- 子どもたちの製作をメインにした壁面装飾:5種類
- 七夕飾り:19種類
- 折り紙:4種類
といった感じです。↓
けっこう種類が豊富に載っていて、必要な材料は、紙皿やパッキン、スズランテープなど割と身近なそろえやすいものなので、取り組みやすいと思います。
あとは、
- 付録ですぐできるカードシアター:2種類
- 遊び歌:2種類
- 水に親しむ遊びアイデア:9種類
が、それぞれ4ページずつですね。水に親しむ遊びアイデアはこんな感じです。↓
それから、知識&お勉強系の記事は、
- 気をつけたい熱中症Q&A
- 特別支援児を保育者同士、保護者との協同で育て合う
の2つのみ。分量としてはちょっと少なめですが、実際の保育にすぐに役立ちそうな内容です。↓
巻末には、
- イラスト集(白黒のみ)
- おたより書き出しのヒント
- 製作物のデザインの型紙
がありました。
さらに、とじ込み付録には、「イラスト・型紙・音楽・データ」のはいったCD-ROMがついていて、パソコンからプリントできるようになっています。↓
最後に、指導計画ですが、ピコロは巻末に掲載されています。↓
「保育園0~5歳児」と「幼稚園3~5歳児」の分が載っています。
ピコロでは、子どもの思いを主体にして活動の道筋をわかりやすく見える化した、「保育デザインマップ」というものを独自に作っていて、指導計画に反映しているんですよ。
私が「ピコロ」を見た感想は…
- 子どもの製作のアイデアが多め。その製作を使った壁面装飾のアイデアも実際に使えそう。
- レイアウトがすっきりしているので見ていて疲れない。
- お勉強系の記事がもっとほしい人は、他に勉強系雑誌をプラスすれば問題なし。
3.Paprika(パプリカ)
出版社 | 学研プラス |
発行 | 年4回 |
ページ数 | 160ページ |
CD-ROM | なし |
付録 | なし |
値段 | 1,650円(税込) |
年間購読 | あり |
Paprika(パプリカ)は、「壁面や製作のアイデアがたくさんほしい!」といった読者の声にこたえた、学研プラスの新しい保育雑誌です。
2020年春号(4・5・6月)から始まり、季節ごとに年間4回発行される予定です。
なので、パプリカの特徴は、
- 壁面、製作、あそびのアイデア集として特化している。
- 1冊に3か月分の内容が入っているので厚さは1㎝ほど。他の保育雑誌(約5~7㎜)に比べてけっこうぶ厚い。
- 知識&お勉強系の記事、指導計画は入っていない。
です。
ということでパプリカは、
- 壁面装飾や製作や遊びのアイデアだけをまとめた雑誌がほしい方
- 知識&お勉強系の記事は必要ない方
に向いていますね。
パプリカの目次はこちら。↓
本誌の内容は、以下のように大きく3つに分かれていて、
- 「飾りと壁面のアイデア 40」→ 部屋、壁面、お誕生会装飾、お誕生表、お誕生カード
- 「製作のヒント 65」→ こいのぼり、春の製作、梅雨の製作、親子参観での製作
- 「運動あそび 65」→体を使う、道具を使う、固定遊具を使う、リズム体操、他
となっています。これらが160ページ中123ページも占めていて、ボリュームたっぷりです。
でははじめに、「飾りと壁面のアイデア 40」から、そのごく一部をご紹介。↓
「製作のヒント 65」はこんな感じ。↓
こんなふうに、季節によって飾りたいものや製作活動で作りたいものが、たくさん紹介されています。
そして、「運動あそび 65」はこんな感じ。↓
0歳児~5歳児まで、年齢ごとに楽しめる運動あそびが豊富に載っているんです。
その他としては、
- 白黒のイラスト集(PCサイトにアクセスしパスワードを入力すれば、カラーイラストもダウンロードできる)
- おたより書き出し文例
- 装飾の型紙
がありました。
私が、「パプリカ」を見た感想は…
- 壁面や製作、遊びのアイデアがひたすら載っている!
- これだけアイデアが豊富にあれば、もう活動のネタに悩むことはなさそう。
- お値段が1,650円で他の保育雑誌に比べて高めだけど、3か月分と思えば逆にお得かも。
4.Pot(ポット)
出版社 | チャイルド本社 |
発行 | 毎月 |
ページ数 | 99ページ |
CD-ROM | なし |
付録 | 別冊の指導計画が年4回 |
値段 | 1,080円(税込) |
年間購読 | あり |
Pot (ポット)も人気のある保育雑誌です
特徴としては、
- 遊びのアイデア紹介が豊富で充実している。
- 他の保育雑誌に比べて大きめ(A4サイズ)のせいか、紙面にゆとりがあって見やすい。
- お勉強系記事もしっかりと載っている。
といったことが挙げられると思います。
なので、
- 普段の保育に使える新しい遊びのネタを知りたい方
- 遊びの中で保育士がどう関わればいいのか、コツやヒントがほしい方
にはピッタリですね。
まず、こちらは目次。↓
今回の大特集は、「ごっこ遊び大研究」ということで、3歳児~5歳児のごっこ遊びについてとらえなおし、保育士の関わり方、援助の仕方、ごっこ遊びの広げ方などが具体的に書いています。↓
他にも、「あそびパーク(年齢別の遊び紹介)」のコーナーでは、合計15種類の遊びも紹介していました。
これが全99ページ中、合計22ページ分掲載されていて、ポットはこういった、「遊びネタ」を中心に特色をだしていることがわかります。
そして、製作については、
- 子どもの作品も取り入れた季節の壁面装飾:8種類
- 七夕飾り:14種類
- 折り紙:3種類
- 0,1,2歳児の製作、手作り玩具:5種類
が載っていました。たとえば、壁面装飾と七夕飾りはこんな感じ。↓
「壁面装飾や製作のアイデアが少ない」ということではないので、安心してくださいね。
さらに、お勉強系の記事もかなり充実しているんですよ。
たとえば、
- 0,1,2歳児の食事について
- 食育について
- 夏の健康対策(熱中症、その他)
- 子どもへの言葉かけ
- アンガーマネジメント
- 有意義な個人面談にするには?
- 発達障害をサポートする保育
といった感じで、7記事もあって幅広く勉強できそうです。↓
さらに、
- パネルシアター
- 歌遊び
- イラスト&文例集
- 壁面装飾の型紙
も、他の保育雑誌と同じように載っていました。
ポットには、付録やCD-ROMはついていませんが、QRコードを読み取ると歌遊びの動画が見られるようになっています。
また、イラスト&文例集や壁面の型紙は、ポットのホームページにアクセスし今月号に載っているパスワードを入力すれば、ダウンロードして(パソコンのみですが)使えますよ。
そして、指導計画は、年4回発行の別冊で、6月号には、7,8,9月分の指導計画が載っています。↓
幼稚園、保育園、こども園の施設別に網羅されていて、ボリューミーでありながらも内容はシンプルなので、参考にしやすいと思いますよ。↓
私が「ポット」を見た感想は…
- 遊びネタが充実していて、保育に即使えそう。子どもへの関わり方、遊びを広げるポイントも役に立つ。
- 壁面装飾のアイデアが充実。子どもの製作を活かせるデザインになっている。
- お勉強系の記事が多いので、保育の悩みや保護者対応に戸惑っている方には、心強いと思う。
5.保育とカリキュラム
出版社 | ひかりのくに株式会社 |
発行 | 毎月 |
ページ数 | 144ページ |
CD-ROM | なし |
付録 | ごっこ遊びポスター(6月号) |
値段 | 755円(税別) |
年間購読 | なし |
保育とカリキュラムの特徴としては、
- 指導計画が、「月案」「週案」「日案」「特別支援児」「異年齢児保育」まで、丁寧に作り込まれている。
- 本誌後半に指導計画が入っていて、それも含めて全144ページと比較的厚め。
- 「0,1,2歳児」と「3,4,5歳児」それぞれのコーナーがバランスよく入っている。
ということですね。
なので、
- 本格的でしっかりした指導計画をお手本にしたい方
- 「0,1,2歳児」と「3,4,5歳児」の両方を網羅した保育雑誌がほしい方
にはおススメですよ。
こちらが目次。↓
保育とカリキュラムは題名通り、指導計画には力が入っていて、1か月分でなんと47ページも。本誌の後ろから始まっています。↓
保育とカリキュラムの指導計画は、幼稚園、保育園、こども園の先生方が毎月編集会議を開いて、どの園でも参考になる指導計画を目指して、丁寧につくりあげているんですよ。
そして、他の保育雑誌にはないんですが、3~5歳児の指導計画には週案が4週分と日案2日分まで載っています。
ちなみにこれは、5歳児6月の指導計画。↓
そして、これは第1週の週案。↓
さらに日案まで。↓
0,1,2歳児の指導計画には、週案と日案はありませんが、代わりに「保育の展開」というページで活動のヒントを示してくれています。
また、この指導計画は、特に施設別には分かれていませんが、どの園に勤務している保育士でも安心して使えるようになっているんです。
そんな保育とカリキュラムの今月号の特集は、
- 由来を知ってもっと楽しく七夕かざり:13種類
- しかけで運動遊びは変わる!:18種類
の2つです。こちらが七夕飾り。↓
運動遊びでは、子どもたちが思わずやってみたくなるようなしかけを、さりげなく作ることが保育士の大事な役目で、そんなアイデアが掲載されています。↓
また、壁面&部屋飾りは全部で15種類。
ちゃんと子どもの製作を取り入れていて、明るくかわいく飾れるようなデザインのアイデアがいっぱいです。↓
さらに、0,1,2歳児向けとして、
- 手作りおもちゃと保育士の関わり方
- 養護と教育の一体的実施(生活)について
- 連絡帳の書き方文例とポイント
といった記事があり、さらに、すべての年齢を対象にした、
- 育ちを支える室内環境づくり
- 造形遊びの始まりと深まり
- 0~5歳児 子どもの発達「食事」
- あそびのポッケ(遊びのアイデア紹介):8種類
という記事もあります。たとえば、こんな感じ。↓
全年齢の保育を大切にし、アイデアや知識をまんべんなく伝えていこうとしている姿勢が伝わってきます。
そして、上の記事にもお勉強的な内容は含まれているんですが、それ以外にも、
- 子どもの健康「夏に気をつけたいケガ、病気、熱中症」
- 支援が必要な気になる子の保育
- 保育のお悩み解決コーナー
- 保育の用語、キーワード解説
- マンガ「保育っていいな」
といった読み物からも、知識とスキルがアップできるようになっています。↓
他には、
- 出し物に使えるシアター紹介
- 今月の歌
- おたよりイラスト&文例
- 壁面装飾の型紙
といったものが載っており、ここは他の保育雑誌と同じですね。
私が、「保育とカリキュラム」を見た感想は…
- 指導計画はよく研究されているだけあって、どんな園でも使いやすく取り入れやすい内容になっている。
- 遊びや壁面のアイデアが豊富で、すぐ使えそうなものがいっぱい。
- 知識・お勉強系の記事も充実。これだけ中身が詰まっていて、お値段755円はかなりのお得感がある。
6.遊びと環境0,1,2歳
出版社 | 学研 |
発行 | 毎月 |
ページ数 | 72ページ |
CD-ROM | なし |
付録 | カードシアタースペシャル(6月号) |
値段 | 1,100円(税込) |
年間購読 | あり |
遊びと環境0,1,2歳は、その名の通り、0,1,2歳の乳児を対象にした保育雑誌です。
特徴としては、
- 壁面装飾はないが、製作で応用できそう。遊びのアイデアは多めに載っている。
- 付録のカードシアタ―が、厚紙でしっかりとしたものになっている。
- お勉強系の読み物は、イラスト多めで読みやすい。
といった感じですね。
なので、
- 0,1,2歳児の製作と遊びのアイデアがたくさんほしい方
- 写真やイラスト多めの方が見ていて楽しいし、わかりやすいと思う方
には向いていますよ。
こちらが、目次になります。↓
今回の6月号は、「夏におすすめの運動遊び」が巻頭記事になっていて、砂場、テラス、室内それぞれの場所での遊びが10種類紹介されています。↓
続いての遊びネタは、「自然を感じて遊ぼう」ということで、「風」と「泥」を使った遊びが、合わせて14種類。↓
子どもの製作アイデアは、梅雨にちなんだデザインで9種類。↓
壁面装飾としてのデザインは載っていないんですが、この製作自体をそのまま壁面装飾に使えそうですよ。
さらに、お勉強系記事としては、
- 対談「その子が自分で選択し、いきいきと生きていくために」
- 子どものエピソードを書く「ドキュメンテーション」
- 救急セットの中身と応急手当の方法
- 子どもの気持ちに寄り添う
といったものがあります。↓
イラストが多めなので、堅苦しさはありません。読みやすく取りかかりやすいと思いますよ。
その他としては、
- 手作りおもちゃ:2種類
- カードシアターの演じ方
がありました。
指導計画は、巻末に載っています。↓
ここにも、保育のアイデアとして、「おススメの製作」「手作りおもちゃ」「遊び」が載っているので、これも活動のネタとして参考にできますね。
私が「遊びと環境0,1,2歳」を見た感想は…
- 0,1,2歳児でも無理なくできる製作や遊びのアイデアがいっぱい。壁面装飾にも応用できる。
- 付録のカードシアターは厚みがあってしっかりした作り。長く活用できそう。
- お勉強系の記事は、割とやさしめで量もひかえめ。ムリなく読めると思う。
7.ひろば
出版社 | 株式会社メイト |
発行 | 毎月 |
ページ数 | 82ページ |
CD-ROM | なし |
付録 | なし |
値段 | 1,100円(税込) |
年間購読 | あり |
ひろばの特徴は、
- 壁面装飾や製作のアイデアはなし。遊びや活動のアイデアがていねいに書かれている。
- 乳児向けの内容はわずか。幼児向けの内容が中心になっている。
- 知識&お勉強系記事のテーマが身近なので、理解しやすく現場で活用できる。
です。
なので、ひろばが向いているのは、
- 壁面装飾や製作のデザインはなくてもいい方
- 幼児向けの遊び、活動のアイデアがたくさん欲しい方
ですね。
それでは、こちらが目次です。↓
今回のひろばの特集は、「虫飼育を始めよう」です。
虫飼育をしている園ってけっこう多いと思うんですが、虫飼育を取り上げているのは、ひろばだけですね。↓
私も、アゲハ蝶の飼育をしたことがあるので、こんな記事があったらついつい読んでしまいますね。
ひろばでは、製作や壁面装飾のアイデアはないんですが、造形活動として、はなおりがみを使った活動を紹介していました。↓
続いて、運動遊び7種類。こちらは、紙を使ったさまざまな運動の紹介です。↓
また、これとは別に特集が2つあって、
- 食物アレルギー児の対応
- 造形活動をやらない子への対応
というものが載っていました。↓
どちらも、現場では必要なことだったり、よくあることだったりするので、すごく参考になると思います。
そして、0,1,2歳児向けには、「0,1,2歳児の保育 お悩みQ&A」という記事が5ページありました。↓
今回のテーマは「食事」で、「偏食がある」「噛む力が弱い」などの悩みに答えるQ&A記事で、乳児向けの内容はこれだけでしたね。
他には、
- リズムジャンプの取り組み方
- 保育実習生の受け入れ方
といった記事がありました。↓
最後に、指導計画ですが、ひろばでは巻末から指導計画が始まるように掲載されています。↓
保育園、幼稚園、こども園の施設ごとの指導計画が載っています。↓
3施設分の指導計画が載っているので、たくさんの文例を見られますよ。
私が、「ひろば」を見た感想は…
- 遊びや造形のアイデアやお勉強系の記事は、身近なテーマなのですぐに使えて役立ちそう。
- 幼児保育についての情報に特化していて、それだけが欲しい人にはとても見やすいと思う。
- 保育園、幼稚園、こども園の指導計画があり、文例が豊富。
8.新 幼児と保育
出版社 | 小学館 |
発行 | 2か月ごとの発行 |
ページ数 | 67ページ |
CD-ROM | あり |
付録 | 年6回 指導計画の冊子つき |
値段 | 1,180円(税込) |
年間購読 | あり |
新 幼児と保育は、「0歳児からの総合保育誌」とうたっていますが、中身は3~5歳児の幼児を中心に取り扱っています。
特徴としては、
- 製作や遊びのアイデアはいくつか紹介されているが、幼児向けの内容。
- 全67ページ中、後半の30ページは知識&お勉強系記事で、文章が多い。
- 壁面装飾のアイデアは載っていない。
といった感じです。
なので、
- 幼児向けの製作や遊びのアイデアが知りたい方
- 知識&お勉強系記事をしっかり読み込みたい方
に向いていますね。
こちらが目次です。↓
今回紹介するのは6、7月号で、「梅雨&初夏の遊び大特集」がトップに来ています。
具体的な内容は、
- 七夕かざりの製作アイデア:11種類
- 造形遊びアイデア:5種類
- ペットボトルを使った運動遊び:8種類
- 貼り絵を楽しもう
- 絵本紹介
- 折り紙:2種類
といった感じになっていて、外に出られない梅雨の時期におススメしたい活動内容が詰まっています。↓
また、実践レポートとして、
- 主体性を育む保育の実践
- 子どもの心と体を育てる園庭環境
というものがあり、参考にしたい保育の取り組み、また園庭環境の見直しとしかけ作りについて解説されています。↓
写真とイラストが豊富なので、イメージがわきやすく理解もしやすいです。
その後は、最後までお勉強系の記事で文章が続きます。
- 対談「やっぱり子どもっておもしろい」
- 保育の質を高める働き方改革
- 保育参加レポート
- 災害への備え
- 発達に偏りがある子どもへの支援
といった内容になっていました。↓
この号には2大付録として、歌のCD-ROMと、別冊の6,7月指導計画がついています。
指導計画は別冊になっていて、0~5歳児まで、幼稚園と保育園それぞれのものが入っています。↓
紙面はイラストなどがなく、かなりスッキリしていますね。↓
0,1,2歳児の指導計画のところには、「展開資料」として、各園の保育エピソードが載っていて、これも結構おもしろいです。
私が、「新 幼児と保育」を見た感想は…
- 幼児向けの製作や活動のアイデアが中心なので、幼児組の担任をしていればちょうどいい内容。
- 知識&お勉強系の記事は読みごたえも十分。
- 各園の活動の取り組みやエピソードが丁寧に書かれていて、自分の保育の刺激になる。
9.0,1,2歳児の保育
出版社 | 小学館 |
発行 | 年3回発行(春、夏、秋冬) |
ページ数 | 67ページ |
CD-ROM | なし |
付録 | 年3回 指導計画の冊子つき |
値段 | 1,330円(税込) |
年間購読 | なし |
こちらは、上の、「新 幼児と保育」の増刊であり、0,1,2歳児の保育に特化した内容になっています。
特徴としては、
- 写真やイラストもあるが文章量が多い。勉強になるし保育を振り返るきっかけにできる。
- 環境設定やふれあい遊び、手作りおもちゃのアイデアがたくさんある。
- 見た目の印象はかなりシンプルで、全体がおしゃれな印象の保育雑誌。
といったものですね。
全67ページが0,1,2歳児の保育をテーマにしているので、
- 乳児保育についての知識を高めたい、保育内容を充実させたい方
- 文章を読み込むことに抵抗がない方
にはおススメです。
目次はこんな感じです。ずいぶんとシンプルです。↓
今回紹介するのは夏号なんですが、「各園の夏遊びの紹介」記事が特集されています。
4つの園の乳児さんが行っている、夏ならではの素材を使った活動15種類を、写真入りで紹介しています。↓
たとえば、ペットボトルとか絵の具とか、あなたの園でも使っているかもしれませんが、また新たな使い方が発見できそうです。
あと、特徴的なのが、保育室など生活環境の工夫を提案する記事が、合わせて9ページもあること。↓
たとえば、保育室やトイレ、おむつ替えの場所など、各園が工夫を施したモノや場所の写真があって、どんな意図でどう工夫したのかも解説されています。
さらに、手作りおもちゃは空き箱や段ボールを使って作るものを4種類紹介。↓
乳児ならではの、「繰り返し遊び」ができるおもちゃになっています。
あとは、お勉強系記事ですね。
- 連絡帳の書き方アドバイス&実例公開:7ページ
- 0,1,2歳児への言葉かけ:6ページ
- 自己肯定感を育む保育:6ページ
- 安全で疲れにくい、保育が楽になる動きのテクニック:5ページ
- 友だち同士の関わりと保育士の寄り添い方:3ページ
となっていて、ページ数もわりとある上に、文章量がけっこうあるんですよね。↓
その他としては、
- 大人と楽しむ運動遊び:10種類
- わらべうた遊び
- 素話よりもっと簡単な「おはなしテキスト」
- 絵本紹介
がありました。↓
ちなみに、指導計画は別冊になっていて、8月~11月分の指導計画が入ったものが付いてきました。↓
よけいなイラストがなくとってもシンプルな見た目です。↓
また、「展開資料」として、各園での保育の取り組みや実際に起こったさまざまなエピソードが12個載っています。
この部分も、読み物として楽しみながら参考にできると思いますよ。
私が、「0,1,2歳児の保育」を見た感想は…
- 0,1,2歳児の保育や環境の紹介が充実。幼児の情報がないのですっきりとして読みやすい。
- 保育の知識・お勉強系記事がたっぷりで、読みごたえあり。
- 壁面装飾や製作のアイデアがほしい人は、別雑誌で補充すればOK。
10.ほいくあっぷ
出版社 | 学研 |
発行 | 毎月 |
ページ数 | 72ページ |
CD-ROM | なし |
付録 | なし |
値段 | 880円(税込) |
年間購読 | あり |
ほいくあっぷは、保育士の保育の質を高めるための、知識&お勉強記事で構成されている保育雑誌です。
なので、これまで紹介してきたものとは、またちょっと違った印象ですね。
特徴としては、
- 保育や保育士に関する知識・お勉強系の記事がたくさん載っていて、インプット&再確認するのにいい。
- さまざまな園の保育の実践がレポートされているので、それを参考にできる。
- 具体的な製作や遊び、壁面装飾のアイデア、指導計画は載っていない。
といった感じですね。
なので、
- もともと本を読むのが好きで、保育士としてのスキルや知識をアップデートしたい方
- 他の園の保育、取り組みの様子を知りたい方
に向いていますね。
こちらが目次になります。↓
今回の特集記事は、「多様な保育者の働き方支援」となっています。
つまり、保育士の中にもいろいろな特性を持っている人がいて、そういった保育士でも自分らしく働くために、「何が必要なのか」「どう行動すべきか」「園はどうあるべきか」などを解説しているんです。↓
全72ページ中、この特集だけで30ページ分の文章があるんですが、写真やイラスト入りでレイアウトもとってもきれいなので、読書があまり得意でない方でも、十分に読めると思います。
さらに、連載記事として、
- やさしい三法令
- お悩み相談室
- 0~5歳児 今日の保育の実践報告
- クラスだよりの文例
- ほいくエッセイ
- 発達支援LIVE
- 園の防犯・防災
といったものがあります。たとえば、こんな感じ。↓
さまざまな園の考え方や保育の実践がレポートされているので、新たな発見ができますし、「うちのクラスでもやってみようかな」と思えることも見つかりますよ。
こういった保育雑誌を通して勉強でき、子どもの見方や保育への考え方が広がるとしたら、すごくいいですよね。
私がほいくあっぷを見た感想は…
- 保育の質を上げたい、向上心ある保育士の方にはとてもいい情報雑誌だと思う。
- 実際の保育の様子や、保育士からの取材が記事になっていて、本を読むより実践的な知識が入りそう。
- B5サイズより縦辺が約3㎝小さいので、軽くて手に取りやすく読みやすい。
11.保育の友
出版社 | 社会福祉協議会 |
発行 | 毎月 |
ページ数 | 76ページ |
CD-ROM | なし |
付録 | なし |
値段 | 639円(税込) |
年間購読 | あり |
最後に紹介する保育の友は、ほぼ完全に知識&お勉強系の保育雑誌です。
特徴は、
- さまざまな観点から、保育や保育士の現状と課題について取り上げており、かなり勉強できる。
- 手作りおもちゃは1個だけ紹介。その他の製作や壁面装飾のアイデアなどはなし。
- B5サイズで11誌の中では1番薄い。持ち運んで読むのにちょうどいい。
といったものになります。
なので、「がっつり文章を読んで、本格的に保育の勉強がしたいと思っている方」に向いています。
今回の目次はこちら。↓
今回の6月号の特集は、「ベテラン保育者のここがすごい」というテーマです。
対談形式で、ベテラン保育士の役割、期待されていることなど、話されたことが載っています。↓
もし、これを新人保育士が読めば、「ベテラン保育士って、そう考えているんだ~」ということがわかりますし、ベテラン保育士が読めば、気持ちが新たに引き締まると思います。
その他の記事としては、
- リスクマネジメント講座
- 保育の質を高める~保育理念と職場づくり
- Q&A「食育について」
- 子ども理解による記録~実践と振り返り
- 環境構成を考える
- 保育士のココロ
- 保育園と家庭をつなぐコミュニケーション
- 全国保育協議会 ナウ・トピックス
といった内容の記事が、2ぺージずつほどで次々と書かれています。↓
保育現場の実践、事例報告、現在の社会における保育事情などがとりあげられているんですが、一つひとつの文章量は2ページ程度なので、それほど負担がなく読み切ることができます。
読んでいても、「そうそう、うちの園も同じ」とか、「そういう保護者っているよね」といった共感もできるので、お勉強系とはいっても、けっこう親しみやすいですよ。
巻末には指導計画と各園の保育のエピソードが載っています。↓
指導計画は、どんな園でも使えそうなオーソドックスな内容なので、役立つこと間違いなしです。
私が「保育の友」を見た感想は…
- 知識&お勉強記事がいっぱい! これを毎月読んでいったら、デキる保育士になれそう…!
- 1記事が割と短いので、テンポよく読み進められるのがイイ。
- 新人、ベテランに関わらず誰にでも勉強になる。みんなに読んでほしい内容だと思う。
保育雑誌を選び方、買い方のポイントは?
長々と、保育雑誌11誌について紹介してきました。
最後に、保育雑誌を選ぶときのポイントについてお伝えしますね。
それは、
- ほしい情報は何なのかをはっきりさせる
- 好みのデザインで選んでもOK
- 同僚とシェアするために、お互い違う雑誌を買う
- 中古本をを買って安く済ませる
- 月ごとに買う雑誌を変えてもいい
ですね。
まずはじめに、「あなたが、保育雑誌からほしい情報って何なのか」をはっきりさせましょう。
それによって、選ぶべき保育雑誌は変わってきますからね。
たとえば、
- 製作のアイデアなのか
- 壁面装飾のアイデアなのか
- 遊びのネタを知りたいのか
- 保育の知識を蓄えたいのか
といったことです。
壁面装飾のデザインがほしいのに、その情報が載っていない雑誌を選んじゃダメですよ。
次に、「好みのデザインで育雑誌を選んでもOK」ということです。
好みのデザインであれば、読む気も起きますしね。
これは、「特にほしい情報はないけど、何かしら保育雑誌を読んでみたい」という方向けですね。
なので、まず保育雑誌を手に取ってみるところから始めたい方には、堅苦しく考えず、好きなデザインの保育雑誌を買ってみるのがいいと思いますよ。
続いて、「同僚とシェアするためにお互い違う雑誌を買う」という買い方ですね。
そうすれば、お互いに2冊分の情報が手に入るわけですから、いいですよね。
これは、同じ園に仲のいい保育士の同僚がいたらできるかもしれないです。
ただし、「相手よりも、私の買ってる保育雑誌の方が値段が高い…ヽ(`Д´)ノ」と不満を感じる可能性があり、その点にちょっと注意です。
そして、「中古本で安く済ませる」という買い方もあります。
定価から数百円は安く買えるので、お得ですよね。
これは、多少古くてもOKな方で、また、「別冊がない」「付録がない」とかでも気にしない方向けですね。
たとえば、ヤフオクとか、メルカリ、ブックオフなどでも買えますよ。
最後に、「月ごとに買う雑誌を変えてみる」のもいいと思います。
そうすれば、どの雑誌が自分に合っているのかがわかりますよね。
たとえば、メルカリなどで安く一通りの雑誌を買ってみて、「自分に合う雑誌がわかったら、そこから定期購読していく」という方法もおススメです。
まとめ
忙しい保育士にとって、保育雑誌は、日常の保育に手軽に取り入れられるアイデアが満載で、とても役立つアイテムですよね。
保育雑誌もそれぞれ特徴があるので、あなた好みの保育雑誌を選んでくださいね。
今回、この11誌を見てきて思ったのは、「どの保育雑誌も内容がすごく充実しているし、役に立たないモノはない」ということです。
違いのポイントとしては、「製作、壁面装飾、遊びのアイデアがある or ない」「お勉強系記事の文章量が多い or 少ない」でしょうか。
自分はどっち派なのか? を考えながら、この記事を参考にして自分に合う保育雑誌を選んでもらえたらうれしいです。
保育のアイデア、知識をたくさんインプットして、あなたの保育をさらにバージョンアップしていきましょう。