こんにちは! 現役保育士はなえみです(転職でホワイト園に巡り会えました!→ プロフィールはこちら)。
他の園へ転職を考えている保育士さんの多くは、「次の保育園選びは失敗したくない!」と思っていますよね。
でも、求人票を見てみると、園ごとにさまざまな好条件を出していたり、園のホームページにもよいことがたくさん書いてあったりして、どの園もよさそうに見えてしまします。
このように、さまざまな情報が入って来ると、
- 「どの園が良くてどの園がダメなのかわからない…」
- 「自分に合う園ってどんな園なんだろう?」
なんて思って、園選びに迷ってしまいますよね。
この記事では、「自分に合う保育園を選びたいと思っている保育士の方に向けて、「園を選ぶときにチェックすべき7つのポイント」や「園選びを失敗しないための具体的な行動」について解説します。
この記事を読めば、園選びの基本的な考え方がわかり、チェックポイントに沿ってあなたの希望が整理できるので、自然にあなたに合う保育園がわかると思いますよ。
目次
園を選ぶ前に、整理しておくべき2つのこと
あなたが「転職しよう」と考えたとき、何の準備もなくいきなり転職先の園を選びはじめるのはダメですね。
転職先の園選びをする前には、以下の2つの点についてあなたの考えを整理しておきましょう。
それは、
- 今の園を辞めたい理由を明確にしよう
- あなたの希望の優先順位をつけよう
ですね。
では、具体的に解説していきますね。
今の園を辞めたい理由を明確にしよう
まずは、あなたが今の園を辞めたいと思う理由を明確にしましょう。
あなたが他の園に転職したいと思うのは、今の園に対して強い不満や、多くの悩みを持っているからだと思います。
それが具体的に何なのかをはっきりさせることは、あなたが次の園に望むことにつながります。
原因が明確になれば、それらを解決できる条件を備えた園が、あなたが転職先として選ぶべき次の園になりますよね。
もちろん、不満や悩みってなかなか簡単には整理しにくいかもしれません。
それでも、そんなあなたの気持ちを紙に書き出してみると、悩みの元がはっきりして、自分でも把握できると思います。
たとえば、「転職したい保育士が今の園を辞めたい理由」としてよくあるのが、次の6つですね。
- 給料が安い
- 残業が多く、休日も家に仕事を持ち帰り休めない
- 責任の重い仕事に疲れ切ってしまう
- 園の保育方針と自分の保育観が合わない
- 保護者からのクレームに悩まされる
- 職員同士の人間関係に疲れた
などです。
これらは保育士が園を辞めたい代表的な理由ですが、いかがですか?
あなたの理由もこの中にあるかもしれませんし、それ以外のものかもしれませんね。
いずれにしても、あなたの気持ちを正直に書き表すことで考えが整理されますよ。
そして、その不満が解決された状態があなたの希望する条件であり、次の職場に求めているものだといえますね。
なので、「次の転職先の園では、こんな希望が叶えられるといいな」と思うことを書き出していきましょう。
あなたの希望の優先順位をつけよう
「次に勤める保育園は、こんな園がいいな!」なんて、あれこれと希望が出てきたら、それらに優先順位をつけましょう。
あなたの希望をすべて叶えてくれる園は、そう簡単には見つからないですし、希望の優先順位がはっきりしていないと、自分に合う園がわからなくなってしまうからです。
たとえば、求人票をたくさん見ていると、園ごとに提示されている条件って本当にいろいろあることがわかります。
「お給料がいい」「家から近い」「休日数が多い」「残業少なめ」とかですね。
そんな中で、希望の優先順位がないままに求人を見ていると、良さそうな条件にその都度振り回されてしまい、あれもこれもよさそうに見えて選べなくなってしまうんです。
また、希望の条件の優先順位を決めたとしても、それを簡単に変えてしまうのもよくないです。
「本当はお給料を重視したいけど、残業が少ないならこの園でもいいかな」なんて、希望の優先順位がブレてしまうと、転職しても結局は、お給料の不満を持つことになってしまいます。
これでは、せっかく転職したのに意味がなくなってしまい、あげくの果てに、「また転職したい」となってしまうんです。
そんなことにならないように、自分の希望の条件は明確に優先順位をつけて、譲れないことは何かをはっきりさせましょうね。
園を選ぶときの7つのチェックポイント
次の転職先の園を選ぶときに、譲れない希望や条件がはっきりしたら、いよいよ園を選んでいきますよ。
ここからは、保育園の求人を選ぶ時にチェックするべき7つのポイントを解説します。
それは、
- 雇用形態
- 給料
- 残業や休日
- 通勤距離
- 園の規模
- 園の保育方針
- 職場の人間関係
ですね。この7つについて、しっかりとチェックしていきましょう。
「雇用形態」について
1つ目は「雇用形態」ですね。
あなたの希望によって働き方って変わってくると思います。
たとえばあなたが、「働きやすさ」「プレッシャーの少なさ」などを優先したい場合は、正社員にこだわる必要はないかもしれません。
もちろん正社員は休暇、手当、社会保険など福利厚生が整っていて保障されていることは多いです。
また、継続的に安定して働けて、責任ある立場を任されるので、保育士としてのスキルアップもできますよね。
ですが、
- 「責任が重い立場はイヤ。もう少し精神的に楽に働きたい」
- 「残業ができない(したくない)」
- 「家に仕事を持ち帰ってもできない(したくない)」
という思いや事情があるのなら、正社員ではなく、契約社員や派遣社員、パートなどで働く方がマッチしていますよね。
つまり、これまでの働き方にとらわれず、見直してみることも必要かもしれませんよ。
このように、あなたの望む働き方を考えた上で「雇用形態」をきちんと決めておきましょう。
ちなみに、求人票をチェックするときには、「園が募集している雇用形態」を見落とさないようにしましょう。
たまに、正社員だと思い込んで求人票を見ていて、最後に「契約社員の募集だった」と気づくこともありますからね。
なので、求人票の「雇用形態」は、始めに確認しましょうね。
「給料」について
2つ目は、「給料」ですね。
お給料のことは、誰しも関心が高いもの。
それだけに、見誤ることのないように、しっかりとチェックしましょうね。
たとえば、求人票を見ると、給料について「〇万円~□万円」と幅を持たせて書いてあることがあります。
この場合、園は「応募者の経験によっては、金額を考慮しよう」と考えているんですが、「じゃあ、自分は経験があるから□万円がもらえるかな」と勝手に高い金額の方で解釈してはダメですよ。
支払う給料の額を判断するのはあくまでも園なので、あなたの考える「経験」の基準とは違う可能性があるからです。
まずは、「自分は低い金額からスタートするだろう」と考えておいた方がいいです。
そして、求人票に書かれている金額は手取りではなく額面ですよ。
そこから約20パーセントの保険料が引かれて、その残りが手取りの給料となるので注意してくださいね。
また、
- 「賞与の支給はあるか」
- 「試用期間中の支給はどうなのか」
- 「交通費は全額支給か上限ありか」
などの給与以外の手当てがどうなっているかもチェックしましょう。
「残業や休日」について
3つ目は、「残業や休日」ですね。
まず、行事が多い園や発表会や運動会を派手に行う園は、その準備がかなり大変なので、残業や持ち帰り仕事が多い可能性があります。
園のホームページを見てみると、年間行事の数がわかったり、大きな行事の写真などから行事の規模などが把握できたりするので、ぜひチェックしましょう。
また、小規模園だと職員数が少なく、保育士一人当たりの業務が多くなってしまうことがあるので、残業も多いかもしれませんね。
それから、園によっては当番(早番、中番、遅番、延長番など)がいくつもあるんですが、そうすると当番の日には休めませんから、「当番が多いほど休みを取りにくい」ということになると思います。
そのほか、求人票には「年間休日」や「週休」について書かれていますので、これもしっかり見ておきましょう。
たとえば、「週に2日は休みがあり、祝日も休み」という場合は、「年間休日117日」となります。
そのため、「117日より休みが多いか、少ないか」は転職する園を決めるひとつの目安になると思います。
そして、「週休2日」と「完全週休2日」の違いも知っておきましょう。
「週休2日」は「週に2日休める週が月に1回以上あること」であり、「完全週休2日」は「毎週休みが必ず2日ある」ということです。
表記はちょっとした違いですが、休日数が大きく違ってくるので、きちんと見ておく必要がありますね。
「通勤距離」について
4つ目は、「通勤距離」ですね。
自宅と勤務地は、できるだけ近い方が時間的にも体力的にも負担が少なく、楽ですよね。
特に、保育園には当番があるので、早番でも遅番でも無理なく通勤できる距離かどうか、見ておくことが大切です。
たとえば、私がある保育園に勤めていた時、片道1時間はかかっていました。
それでも、早番の時は鍵開けがあるので、「絶対に遅刻できない!」というプレッシャーもあり、かなり早く家を出ていました。
また、延長番の時は、最後の戸締りや火の元を確認するんですが、見たはずの戸締りや火の元が急に不安になって、帰りかけたのにわざわざ園に引き返したこともありました。
そうすると、帰宅するのがもっと遅くなっちゃうんですよね。
なので、「家と園がもっと近ければいいのに」なんて思うことは何度もありましたね。
ですが、あまりにも自宅と園が近いと、それがデメリットになることもあるんですよね。
なぜなら、園児や保護者と生活圏が近いので、「自分のプライベートを知らないうちに垣間見られてしまう」なんてことがあるからです。
たとえば、私が勤めた別の園は、「園と自宅との距離が自転車で10分ほど」だったことがあったんです。
その時は、自分の子と園児の兄弟が、同じ小学校になってしまいました。
そして小学校の運動会のとき、席とりでシートを敷いてふと横を見ると、「園児の保護者がとなりに座っていた」ということがあったんですよね。
そのときは、なんだか居心地が悪くて、リラックスして運動会を楽しめなかったですね。
また、園と自宅がとても近いと、何かと園や同僚からアテにされてしまいます。
たとえば「同僚が急な事情で早番ができなくなってしまった」などの時に、いきなり朝早くに電話がかかってきて、「先生、悪いけど早番頼める?」なんて言われてしまうことがあるんですよね。
また、通勤の負担がないということで、残業を頼まれたり、仕事分担を増やされたりすることもあるんです。
こんなふうに、自宅と園が遠すぎるのも、また近すぎるのも考えものです。
なので、あなたにとって許容範囲の通勤距離がどのくらいなのか、決めておきましょうね。
「園の規模」について
5つ目は、「園の規模」ですね。
たとえば、規模の大きい園に勤めていると、
- 「担任としてクラスを持つのがプレッシャー」
- 「行事のたびに、園長や保護者の評価が気になって、焦るし憂鬱になる」
なんていう、責任や負担を感じやすいですよね。
そんな人は、園児が0歳児から2歳児までの小規模園を選ぶとよいです。
園児が乳児のみの小規模園は、乳児の生活中心の保育となり、それほどプレッシャーを感じる場面は少ないからです。
たとえば、「午前中はお散歩に行って、給食を食べたらお昼寝をして、午後はお迎えまで部屋で遊ぶ」という流れで、幼児組の子どもたちをまとめて、引っ張っていくような場面はないです。
また、月ごとの指導計画や個人別カリキュラムなど細かな書類作成や事務作業をしなくていい園もあります。
行事に関しても、乳児が少人数しかいないとなると、「何かを練習して発表する」という雰囲気でもないので行事はあまりやらない園が多くなります。
行事の出来ばえによってクラス担任としての力を評価されなくて済むのは、精神的にとても楽ですよね。
ただ、乳児ならではの保育上の注意点があります。
0歳児には「乳幼児突然死症候群」の心配があったり、1~2歳児には噛みつきが多いことです。
乳児に多い事故や怪我には神経を使わなければなりません。
また、おんぶや抱っこが多くなるので、腰痛にも注意が必要です。
これらの注意点を踏まえた上で、乳児の小規模園について検討してみるのもよいですね。
「園の保育方針」について
6つ目は、「園の保育方針」ですね。
求人票には、「園の保育方針」が出ていることがあるので、よく読んで、あなたの保育観と合っているかをチェックしましょう。
さらに、その園のホームページに載っている、「園の特徴」や「保育方針」もよく読みましょう。
「園の保育方針」と「自分の保育観」が食い違ってしまうと、保育をしていく上では結構つらいものがあります。
あなたなりによいと思って取り組んでいる保育を、園長や先輩から否定されてしまうことがあるからです。
ですが、保育に対する価値観が同じ園に勤められると、毎日のやりがいや充実感が感じられます。
園長や同僚と同じ志を持っていると、お互いに認め合い励ましあうことができ、毎日仕事をしていても「これでいいんだ」という安心感を持って働けますよね。
「職場の人間関係」について
7つ目は、「職場の人間関係」です。
これについては、求人票や園のホームページではなかなかわからないことですが、誰もが知りたいことですよね。
誰だってできるだけ人間関係のよい園に勤めて、楽しく仕事がしたいはずですからね。
たとえば、園児が多い大規模園を選ぶと、職員数が多いのでいろいろな職員とつきあうことができます。
「人間関係を多様に作ることができるし、逃げ場があった方がいいな」と思うのなら、大規模園がいいかもしれませんね。
ただ、派閥があると人間関係が難しい可能性もあるので要注意です。
一方で、園児が少ない小規模園では、数少ない同僚といつも顔を合わせて仕事をするので、気が合えばこれ以上ないベストな職場環境になると思います。
ですが、いったん悪くなると毎日顔を合わせて気まずくて、働きにくくなってしまう可能性があるんです。
このように、人間関係のことは一概には言えないので、たとえば、保育士転職サイトを使って、園の人間関係の情報を教えてもらうとか、園見学に行くことが必要かと思います。
もちろん一度の見学で人間関係のすべてを見ることはできませんが、職員の表情や言動を注意深く観察することで、あなたなりに感じることがあるしれませんよ。
自分に合う園選びのための具体的な5つの行動
次に、あなたに合う保育園かどうかを判断するために、具体的に行動するべきことをお伝えしたいと思います。
それは、以下の5つになります。
- 園のホームページをよく読もう
- 園見学に行こう
- 園で実習させてもらおう
- 「保育士転職フェア」に行ってみよう
- 保育士転職サイトを使おう
そうすると、多方面からの園情報が手に入るので、だんだんと応募したい園がしぼられてくるはずですよ。
園のホームページをよく読もう
園をとらえるための第一段階として、ホームページを見ることは必須です。
これによって、「園の保育方針」「経営者の考え」「行事の数」「行事が派手か」「園舎の環境や規模」などがわかるんです。
これらの情報から、「あなたがどんな場所でどんな保育をすることになるか」を想像できますよね。
この段階で想像することは、あくまでもホームページという情報のみから抱くイメージなので、ふくらませすぎて思い込みにつながらないように注意しましょう。
「自分はこんなイメージを持ったけど、現実はどうなんだろう?」と冷静に考えることも忘れないで下さいね。
園見学に行こう
興味のある園が出てきたら、ぜひ見学に行ってみましょう。
面接するかどうかは置いておき、どんな園なのかを自分の目で確かめることが大切です。
見学の際には、
- 職員同士のやり取りに笑顔が見られるか
- 職員の子どもへの接し方はどうか
- 見学者としてのあなたへの接し方はどうか
- 園舎の様子や周辺の環境はどうか
- 壁面装飾や製作物や掲示物はどれだけ手が込んでいるか
- 職員の年齢構成はどうなっているか
などを観察しましょう。
まず、職員同士でりとりするときや子どもに接するとき、笑顔があって気持ちの良いものであれば、人間関係が良い可能性が高いですよね。
また、見学者であるあなたに対しても、笑顔で挨拶ができ、感じよく対応してくれたら、さらに信頼できそうです。
そして、園舎の様子や園の周辺の環境をみることで、どんな保育をすることになるのかイメージできますし、壁面装飾や製作物や掲示物が手の込んだものの場合、自分も同じようにやることになるかもしれませんよね。
さらに、職員の年齢構成では、ベテランと若手のバランスがどうなっているかを見てみましょう。
若手ばかりの園は、明るく活気があるかもしれませんが、長く勤めにくい園なのかもしれませんよね。
逆に、ベテランばかりだと、若手が居心地悪く働きにくい園なのかもしれません。
このように、いろいろ可能性が考えられると思いますが、とにかく自分の目で見て耳で聞いて、園の空気を感じることが大切です。
行って初めて分かることも多いと思うので、ぜひ園見学はしてくださいね。
園で実習させてもらおう
できるなら、園で実習させてもらいましょう。
すべての園でできるかはわかりませんが、園によっては実習をお願いした時に受け入れてくれるところもあります。
実際にその園で仕事をしてみることによって、見学よりもさらに深く園の様子を知ることができます。
もちろん実習ということになると、こちらも保育士としての働き方を見られるわけですから、心して臨む必要がありますね。
園の雰囲気をより深く観察しようと構えつつも、心を込めて仕事をしようという誠実さを持って実習させてもらいましょう。
たとえば、実習の最中には、職員同士の言葉づかいや表情などを細かくチェックします。
また、職員の子どもへの接し方や子どもたちの遊ぶ姿から、どんな保育方針なのかがよりはっきりとわかりますよね。
また、機会があれば、園の職員に園についての簡単な質問をしてみましょう。
職員からの答えの内容もそうですが、「職員があなたに対してどう対応してくれるのか」も、園選びのひとつの判断材料になると思いますよ。
「保育士転職フェア」に行ってみよう
それから、「保育士転職フェア」に行ってみるのもおすすめです。
保育士転職フェアとは、求人募集を行っている園と、転職したい保育士の橋渡しをしてくれるイベントです。
広い会場の中には、保育士を募集しているたくさんの園がブースを開いていて、自分の園の情報発信をしているので、園の概要、勤務形態、雇用条件などの話を採用担当者から直接聞いたり、質問をしたりできるんです。
入退場は自由で費用も無料、さらに自分の興味に合わせて園のブースをまわれるので気軽に参加できますよ。
直接園の職員や採用担当者と話すことで、その園の雰囲気を直に感じ取ることができ、さらに、一度の参加でたくさんの園の情報収集ができ、園を比較検討ができるのが転職フェアの大きなメリットです。
なので、ぜひ活用してみてくださいね。
保育士転職サイトを使おう
以上のように、園の実情を知ろうと頑張って情報を集めたとしても、あなた一人では難しかったり限界があったりしますよね。
そんなときは、「保育士転職サイト」を使うのもいいですね。
保育士転職サイトは、扱っている求人の園情報を持っているので、自分では調べにくいことでも教えてもらえますよ。
また、園見学や実習をしたいと思ったときにも、保育士転職サイトを使っていれば、キャリアコンサルタントを通して、園見学や実習の依頼ができます。
日程調整するときも、キャリアコンサルタントが園との間に入ってやりとりしてくれるので、カンタンに進められますよ。
自分に合った園を選ぶため、情報収集はとても重要です。
正確な情報を多方面から集めるためにも、保育士転職サイトを使ってみるのもアリですね。
保育園を選ぶ時やってはいけない2つのこと
最後に、あなたが転職先の園を選ぶ時にやってはいけない2つのことをお伝えします。
それは、
- 知り合いや友だちの情報をうのみにしない
- 条件や待遇などの一面のみで判断しない
ですね。では、詳しく解説しますね。
知り合いや友だちの情報をうのみにしない
まず、「知り合いや友達の情報をうのみにしない」ということです・
なぜなら、あなたの知り合いや友達も、その人自身のフィルターを通して園のことをあなたに伝えているので、どこか見方が偏ったり、情報が断片的だったりするかもしれないからです。
もちろん、あなたの知り合いや友だちは、あなたのためを思って、いい情報も悪い情報も伝えてくれるのだと思います。
ですが、その人にはよい園、あるいは悪い園であっても、あなたにとってどうかはわかりませんよね。
あくまでも、その人の感じ方だからです。
なので、知り合いや友だちからの良い話や悪い話をにむやみに信じるのではなく、ひとつの情報として冷静に受け止めましょうね。
そして、必ず自分の目で確かめるようにしてくださいね。
条件や待遇の一面のみで判断しない
もう一つは、「条件や待遇の一面のみで園を判断してはいけない」ということです。
たとえば、「給料が高い」という第1希望の条件だけで選んでしまうと、それ以外の多くのこと(園の方針、休日、残業、通勤距離、人間関係など)が自分に合わなかったと後から気づいたとき、勤務がつらくなってしまいます。
せっかく転職するのですから、すべては無理でもいくつかの条件があなたの希望に合う園を選びましょう。
そうであれば、「ここは少し希望に合わないけど、他は条件がいいからまあ我慢できるかな」と思えますよね。
園を選ぶとき、あなたにとって譲れない第1希望を大切にするのは当然ですが、その他の希望もいくつかは満たしていることが望ましいですね。
つまり、「欲ばりすぎず、控えめになりすぎず」という感覚で選ぶとよいですね。
まとめ
「次こそは自分に合う保育園を選ぼう!」と思っても、段々とそれがよくわからなくなったり、転職活動自体も面倒になってきたりと、気持ちは揺れ動きますよね。
そんな時はぜひ、あなたの希望の条件の軸をを思い出して、ブレない園選びをしましょうね。
せっかく転職するのですから、次こそは、自分に合った保育園で働き、充実した毎日が送りましょう。
もし、自分一人だけでは判断しきれないことが出てきたら、保育士転職サイトのコンサルタントと相談しながら選ぶのもよいかもしれません。
色々なタイプの保育園を知っているので、あなたの疑問に答えてくれたり、気づかないことを教えてくれたり、頼りになると思います。
自分の目や耳で確かめた園の情報や、転職の専門的なキャリアを持つ立場の人からのアドバイスを活用しながら、あなたに合った転職先を選んでいきましょう。